「汚くて嫌だ」の感覚が育っていない子の家庭のNG習慣

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病院の待合室や電車の座席、スーパーのショッピングカート。人が座る場所なのに子どもに靴を履かせたまま平気でのぼらせているママをたまに見かけます。

でも、これって他人に迷惑をかけているだけではなく、本人にも“汚れた場所を歩いた靴のまま椅子に乗ったら汚い”と感じる感覚が育たなくなってしまうんですよ。

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話します。  

立石美津子

 

「清潔の感覚」は幼少期に培われる

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・道端で制服のまんま地べたに座っている学生

・雨で濡れている汚れた地面にカバンをそのままドサッと置く人

・隣の人の洋服に触れているのに、おかまいなしに電車内で足を横に組んで場所を陣取っているおじさん

これらの行為をしてしまうのは、おそらく当人に「汚くて嫌だ」の感覚が育っていないからでしょう。自分が気にならないから他人に対しても平気でしてしまうのかもしれません。

ママとしては、こんな大人には育ってほしくないですよね。

幼い頃、土足で椅子にのぼらせたり、満員電車で靴のまま抱っこして周りの乗客の服を汚していてもそのままにしていると、子ども自身に気にならない感覚が育ってしまいます。

“清潔”の感覚は、幼い頃からのしつけにより養われていくからです。

 

おかしな理由づけをする対応

そんな中で周囲の冷たい視線を感じた時に、「ほら、前の人が見ているわよ。怒られちゃうから靴を脱ぎなさい」なんて叱っていませんか。

このしつけ方では“椅子に汚い靴のまま上がってはいけない”ことが伝わりません。

それどころか、“怒られるから靴を脱ぐ”“電車に誰も居なかったら土足のまま上がっていい”と勘違いしてしまいます。

また、バスの窓から顔を出したり、立ち上がったとき「ほら、運転手さんに怒られちゃうわよ」の叱り方だと、“その行為が危険であること”が伝わりません。

「窓から顔を出すとバスから落ちる。すれ違う車にぶつかり危険」「急ブレーキがかかって危ない」と正しい理由を説明しましょう。

(C)あべゆみこ
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「危ないから」ばかりでも危険!

しかし、何でも「危ないから」と理由づけするのも危険です。

子どもが食卓のテーブルに乗ったとき「危ないから下りなさい」とつい言葉をかけてしまいますが、普段、滑り台やジャングルジムで遊んでいる子どもにとってはテーブルの高さなんかちっとも危なくありません。

この時は、「テーブルはご飯を食べるところだから上ってはいけません」とシンプルに伝えましょう。

状況に応じて「何故、それがいけないのか」きちんと説明することで正しい理解をするようになりますよ。

(C)あべゆみこ
(C)あべゆみこ

幼児期のしつけとは、他人のためだけでなく、本人の感覚を養うためにやっていることなんです。

“電車内の座席に靴のまま上がって窓の外の景色を見たがったとき、母親が靴を脱がせてくれた”、こんな体験を通して良い習慣が付いていきます。

潔癖すぎるのも考えものですが、汚いのを気にする感覚も大切だと思います。

 

 

【参考・画像】

※ 〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
テキトー漫画

※ 『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』
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※ Melle V, Halfpoint / shutterstock

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(2017年2月13日の記事を再掲載しています)

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