【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#64 叱るときつい人格否定するような言葉を使ってしまいます

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「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。


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立石 美津子
専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

第63回は『人に迷惑をかけない子に育ってほしいのですが』の疑問にお応えしましたが、第64回のテーマはこちら。

テキトーQ&A

大人だって悪いことはする

人というのは、生きていく中で結構、やってはいけないことをしているものです。

ママだって急いでいるとき、青信号がチカチカしているのに横断歩道を渡ったり、ママ友や担任の噂話や悪口で盛り上がったり、ファミレスのサラダバーで食べきれない量を盛って残したり……。

そんな時、「人として最低だ!」「どうしようもない救いようのない人間だ!」なんて全人格を否定される言い方をされたら、傷つきますよね。

「青信号がチカチカしているのに渡ると危ないよ。子どもが見ているよ」と言われた方がいいですよね。

 

これは人格否定の言葉です

子どもを叱ったり、やってしまったことをたしなめたりする中で、つい次のような言ってしまっていませんか?

「クレヨン折るなんて、なんて悪い子なんでしょう」

「お片付けもできないなんて、だらしない子ね!」

「弟におもちゃを貸してやらないなんて、なんて意地悪なの」

どれも何気ないものに見えますが、実はこれは、人格否定の言葉なのです。

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(C)あべゆみこ

やった行為や事柄を否定しよう

次のように言い換えましょう。

「クレヨン折るのはよくないことなんだよ」

「お片付けしないことはだらしないことなのよ」

「弟におもちゃを貸してやらないのは意地悪なこと(=行為)よ」

これは人そのものを全否定する言葉ではありません。

“こと”を付けることにより、行為や事柄だけを改善するように叱ることができます。

ですから、「自分はダメな子なんだ」と落胆することなく「クレヨンを折るのはやめよう」「お片付けするようにしよう」と落ち着いて改めることができるのです。

 

ユーメッセージではくアイメッセージを

人格を否定する言葉は、「あなたは、悪い子」と相手を主語とした“ユーメッセージ”です。

これに対して行動を否定する言い方は「私は、あなたの行動をこういう風に感じている。だからとても残念に思う」という“アイメッセージ”なのです。だから、心に滲みて反省します。

たとえばクレヨンをボキボキ折って遊んでいるときは「せっかくたくさん絵を描いてもらおうと買ったのに、ママは悲しいなあ」とボソッと呟くのです。

子どもをおとしめる人格否定の言葉をぶつけて、いいことは1つもありません。

これらを使うのは止めて、ママを主語とした“アイメッセージ”……“愛メッセージ”に変えてみませんか?

 

【参考・画像】

※ 〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
テキトー漫画

※ 『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』
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(2015年5月14日の記事を再掲載しています)

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