家庭にも原因アリ!「集中力がない、注意散漫、立ち歩く」子のNG環境

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子どもって落ち着きがありませんよね。年齢が低ければ低いほどその傾向は強くなります。

また、よほど自分が興味関心のあるものでない限り、大人が与えたものに集中して取り組んでいることは難しいです。

今日は“子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方”の著者の立石美津子が落ち着きがない子についてお話します。

立石美津子

どっちの方が集中できますか?

2つのホワイトボードに書かれている計算式、どちらが集中できますか?

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あらゆる情報が同時に目に飛び込んできてしまい、目を凝らして真ん中の計算式を見なくてはなりません。

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ホワイドボードを見ているだけで計算式に意識はいきます。

上の写真のように、必要のない情報まで書いてあると誰でも気が散ってしまうのは当然ですね。

発達障害の可能性も

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それでも小学生ともなると算数の授業であれば、「今は計算のお勉強をしているから、真ん中の計算式を見なくてはならない」と思います。

けれども、もしお子さんが発達障害の一つである注意欠如/多動性障害(AD/HD)の可能性があった場合、意識的に自分に必要な情報を選択して取り入れることが出来ず、全く違うところをずっと見ていたりします。

更に廊下や校庭から物音が聞こえてきたり、先生の授業の仕方が退屈だったりすると、椅子から立ち上がってウロウロしたり、中には部屋から出て行ってしまう子もいます。感度のよいアンテナのようですね。そして、先生から「きちんと座っていなさい」と叱られます。

これらの環境は健常児にとっても“集中できる授業環境”ではありませんが、退屈な授業でも「先生に叱られるから」とか、中には「先生が一生懸命、僕たちに教えようとしているのに悪いから」など子どもながらに気を使い、「早く終わらないかなあ……」と思いつつも我慢して席に着いていることが出来たりします。

でも、発達障害児の子はそこのところの抑制が効きません。ある意味、先生の指導力や授業の環境設定についての反省材料を与えてくれる子かもしれませんね。

 

AD/HDの子どもへの対処法

注意欠如/多動性障害(AD/HD)への対応としては

・気が散る窓側や廊下側には座らせない

・他の子どもが目に入らない前列に座らせて、先生が個別に声をかけやすい環境にする

・はっきりとわかりやすい話し方をする

・気が散るようであれば机の周りについたてのようなものを置く

でも、これらって健常児が勉強に専念するためにも、できれば対応してもらいたいことです。

大人だって会社で仕事をするとき壁際にテーブルがあったり、前に座っている人と目が合わないようにパーテンションで仕切って仕事に集中できる環境を敢えて作ることもあります。それと同じです。

その環境を何とかしましょう!

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家庭でも「きちんと座って食事をすることに集中しなさい」と叱りながらテレビが付いていたり、ママが台所にしょっちゅう醬油やお茶を取りに行ったりバタバタしていては気になってしまい、食事に集中はできません。

子どもを叱るよりもその環境を何とかした方がいいかもしれません。

もし、わが子の行動がなかなか治らなかったら、子どもを変えようとしないで大人の対応や家庭の環境を工夫してみることの方が大切かもしれませんね。

 

【参考・画像】

※ 〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
テキトー漫画

※ 『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』
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※ Olga Sapegina、marco mayer / Shutterstock

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(2017年3月2日の記事を再掲載しています)

 

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