【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#59 絵本の感想を聞いてもまともな答えが返ってきません

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「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。

第58回は『育児書などに書かれている平均値が気になって仕方がありません』の疑問にお応えしましたが、第59回のテーマはこちら。

テキトーQ&A

まともな答えとは親の望む答?

絵本の読み聞かせをしたあと、子どもに「どう面白かった?」と聞いたら「つまらない」と返ってきました。

オオカミと七ひきの子ヤギを読み聞かせをして、“末っ子のヤギのように知恵を働かせること、オオカミのように悪いことをしてはならない”ことを教訓として学んでほしかったのに……。

「お母さんヤギはオオカミのお腹に石を詰めたけれども、どうしてお腹を切られても死なないの?」

開けてはならない玉手箱を開けてしまい、老人と化した浦島太郎の話を通して“決して約束は破ってはならないこと”を学んでほしかったのに……。

「どうして、浦島太郎は海の中に潜っても息をしていられたの?」

こんな感じで、親が「こういうふうに答えてほしい」と思っていることと、全く違う反応が返ってくることがあります。

でも、よく考えたら読書はそれぞれの楽しみ方をすればいいんですよね。

 

感想をいちいち聞かない

読み聞かせを終えた途端、「どうだった、面白かった?」と聞いたり「だから嘘をついてはだめなのよ」なんて一言付け加えて教訓を垂れることは止めましょう。

また「登場人物は誰と誰?」なんて、まるで小学校の国語のテストのようなこともしないでくださいね。

絵本が嫌いになってしまいます。

ママの「こういう答えを望んている」のオーラがビンビンだと、子どもは自分の感じたことではなく、“親が喜ぶ答え”を必死で探そうとします。

でも、これでは自由な発想力や表現力を奪ってしまいますね。

絵本の読み聞かせをするときは“読みっぱなし”でいいんです。

もし、一言加えたかったら、親が感じた感想を「ああ、面白かった~」「ああ、怖かった~」と言う程度に留めておきましょう。

(C)あべゆみこ
(C)あべゆみこ

感じ方は年齢により異なる

絵本の中には教訓が含まれているものも数多くありますが、子どもの発達段階により感じ方は異なります。

たとえば大きなカブは「お爺さん、お婆さん、孫娘、犬、猫がひぱっても抜けなかったのに、ネズミの小さな力が加わることで引き抜くことができた」の話で、“どんなに小さな力でも価値がある”という教えがあります。

けれども子どもによっては、そんなことはどうでもよく「このカブはおいしそうだなあ」と思っている子もいます。

ストーリーそのものよりも、「うんとこしょ、どっこいしょ」のリズムあるフレーズだけがお気に入りの子もいます。

これでいいのです。

それなのに「こう感じなさい」という大人の考えを押しつけてはいけません。

子どもの頃に自由な発想を認められた子は、一辺倒の答ではなく、物事を多角的にとらえ自由な表現ができる人に育ちます。

作文でも「遠足に行きました。楽しかったです」のつまらない文章ではなく、自分が感動したことを素直に表現したり、独創的な文章を書ける子に育っていきます。

たまには「遠足の行先が一昨年と同じところで、つまらなかったです」なんて感想を書いてみても、先生の来年度の計画の反省材料になって良いのではないでしょうか。

 

【参考・画像】

※ 〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
テキトー漫画

※ 『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』
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(2016年9月29日の記事を再掲載しています)

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