【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#58 育児書などに書かれている平均値が気になって仕方がありません

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「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。

第57回は『注意しても耳から耳へ抜けている感じです』の疑問にお応えしましたが、第58回のテーマはこちら。

テキトーQ&A

平均の呪縛

世の中には“人並み”“平均”という言葉があふれています。

小学校に入学した途端、「今回の国語のテストのクラスの平均点は……」。

大人になれば平均年収、平均寿命などごまんとあり、自分が全体から見てどの位置にいるのか気になるものです。

でも、人間は顔がみんな違うように、発達の仕方は異なります。

育児書には「3ヶ月頃には首が座って、1歳になると立つことができ、2歳くらいから二語文を話すようになり……」と書いてあるので、そこから数日ずれただけで焦ったり不安に襲われたりする人もいます。

 でも、早く話し始めたからといって、それが将来の学力の差になるわけでもありませんし、立つのが遅いからといって、運動神経が鈍い人になるわけでもありません。

後になったら「友達の子と比べてばかりいて、なんて私はちっぽけなことで悩んでいたんだろう」と当時の自分のことがバカみたいに思えてくるものですが、子育ての渦中にいると、そうもいかなくなりますよね。

 

みんないつかはできるようになる

隣の子と比べて「あれがまだうちの子はできていない、これができない」と悩まないでくださいね。

・乳歯が生えてこない……小学生で歯が生えていない子はいない

・言葉が遅い……喋ることのできない5歳児はめったにいない

・離乳食を食べてくれない……2歳過ぎればポテチ・煎餅などもバリバリ食べる

・体重が増えない……思春期になれば太りすぎを気にしだす

(C)あべゆみこ
(C)あべゆみこ

長い目でみればこんなものなんです。目先の現象に一喜一憂しないようにしましょう。

 

平均値を意識しすぎると

「○歳になったらこうあるべき」の平均値ばかりに囚われている子育てをしていると、子どもの成長に気付かなくなってしまいます。

たとえば、「2歳過ぎればスプーンでご飯を食べられるようになる」と耳にすると、いつまでも手づかみしているわが子を「発達の遅れているダメな子だ」と思ってしまうかもしれません。

でも、思い返してみると、ちょっと前までは離乳食を親が口に入れてやらないと食べなかったのに、今では自ら手を使ってでも食べようとしているのですから、とても成長していると思いませんか?

平均値よりも、わが子の今と過去を比べてみましょう。

日本人の平均寿命は男性が80.50歳 、女性が86.83歳ですが、全員がこの年で亡くなるわけではなく100歳以上生きる人や若くして亡くなる人も含めて平均値を出しているのです。

子どもの発達もこれと同じですから、「こういう傾向がある」という参考程度にしておきましょう。

平均値を気にして、子どもに対しても「普通、あなたの年齢になったらこれくらいできて当たり前でしょ!」と人並みを求める育て方をしていると、それに到達しない子どもは、いつまでも終わりのないマラソンレースをさせられているようで苦しい毎日を送ることになります。

そして、大人になっても自分に満足することがなく先に行く人と自分を比べて「俺はまだダメだ」と否定する人生を送ってしまうことになります。

こうなったら悲しいですよね。

しつこいようですが、「平均値はあくまでも参考程度に」です。

 

【参考・画像】

※ 〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
テキトー漫画

※ 『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』
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(2016年9月27日の記事を再掲載しています)

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