
筆者が初めて“帰宅恐怖症”についての記事を書いたのは約3年前。
その後、某テレビ番組で帰宅恐怖症についてコメントしたり、取材を受けたりして今に至っていますが、相変わらず「自分は帰宅恐怖症かもしれない」と悩む男性からの相談が途切れることはありません。
そこで今回は、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光が、“夫を帰宅恐怖症にしてしまう夫婦関係と、その特徴”をお伝えしたいと思います。
夫を「帰宅恐怖症」にする可能性アリ!?

“私の夫は、毎日帰ってくるから帰宅恐怖症ではない”と思っている人が多いかもしれませんね。
でも、少し立ち止まって夫に対する自分の言動を見直してみることで、今後の予防につながるかもしれませんよ。
下記の内容に3つ以上当てはまった人は、夫を帰宅恐怖症にしてしまう可能性があります。
(1)夫が帰宅するなり、子どものことや、今日の出来事を一方的に話すことが多い
(2)子どものことに掛かりきりで、夫のことは後回しになっている
(3)片付けや掃除について夫から指摘されたことがある
(4)夫に不満をぶつけてケンカになることが多い
(5)夫に対してイライラすることが多い
(6)悩みを相談できる友達や身内がいない
(7)夫は面倒なことから逃げていると感じる
(8)セックスレスだ
(9)夫の言動を指摘したり、指図したりすることが多い
(10)疑い深く、嫉妬深いほうだ
妻が、“些細なこと”と思っていることでも、夫にとっては大きなストレスとなっている場合があり、心身に不調をきたしてしまうこともあります。
当てはまることがあったら、今すぐ改善に向けて行動してみてくださいね。
帰宅恐怖症にあてはまる夫の特徴

次に挙げるのは、“帰宅恐怖症”の夫によく見られる特徴やタイプです。
(1)妻と子どもが寝た後に帰ってくる
(2)残業や飲み会が多い
(3)休日は夫婦別々に過ごしたがる
(4)夫から妻へは、ほとんど話しかけてこない
(5)生真面目だ
(6)争いごとが嫌いだ
(7)自分さえ我慢すればいいと考えるタイプだ
(8)これといった趣味がない
(9)妻から問い詰められると黙り込んでしまう
(10)説明したり、自分の気持ちを伝えたりすることが苦手だ
特に、1と2を含めて3つ以上当てはまった場合は、帰宅恐怖症の疑いがありますので、早めに夫婦で話し合う時間をつくりましょう。
毎日愚痴を言ってる?妻が注意したいコト
帰宅恐怖症であろうと思われる夫の話を聴いてみると、それぞれ妻は似たような言動をとっていることがわかりました。
“妻に毎日文句を言われる”、“怒ってばかりいる”と話す人が多く、冷静に話ができないので、建設的な話し合いにならないと訴える夫が大勢いるということです。
そのような夫は、やがて妻と話をすること自体あきらめてしまいます。
そうならないためにも、妻として気をつけてほしいことは、責め立てたり指摘したりすることをやめて、夫の気持ちや考えを“じっくり聴いてあげる時間”をつくることが大切です。
夫婦で“対話”する時間が多ければ多いほど、ボタンの掛け違いを防ぐことができるのです。
ぜひ、今日から夫婦の対話を増やし、夫が居心地よく感じる家庭づくりを工夫してみてくださいね。
【画像】
※ Minerva Studio、Iakov Filimonov / Shutterstock
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【著者略歴】
※ 高草木陽光(たかくさぎはるみ)・・・専門家ライター。夫婦問題カウンセラーで今までのカウンセリング・相談は累計およそ7,000件。浮気、別居、離婚、嫁姑問題など、多くの夫婦問題を解決に導く専門家。夫婦間の修復にも強く、夫婦問題予防策のアドバイスも行う。HaRuカウンセリングオフィスHP
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