「知りすぎている子」は先生に嫌がられる?【入学準備シリーズ#10】 

「知っている」からこそ集中できる

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もし、あなたがチンプンカンプンのスペインの歴史の授業をスペイン語で来る日も来る日も受けなくてはならなかったら、どんな気持ちになるでしょうか。

きっと「ああ、わからないなあ、チンプンカンプンだ、聞きたくないなあ、早く授業終わらないかなあ……」と思い、45分間着席していることが苦痛になり、睡魔が襲ってくるでしょう。

実は“知り過ぎていて眠くなったり、授業に飽きてしまう”ことはあまりないのです。むしろその反対で、わからないから集中することが出来なくなることは大いにあります。

特に子どもは本能的とも言えるほど “繰り返し”が大好きです。絵本だって“て・に・お・は“まで一言一句丸暗記している本を飽きもせず、毎晩毎晩「これ読んで」と持ってきませんか?

筆者も以前、小学校低学年の児童を指導していた時期がありましたが、小学生で算数の授業を一番熱心に聞いているのは算数が得意な子、国語の授業を一番熱心に聞いているのは国語が得意な子でした。

苦手意識を持っている子はあくびをしたり、他のことを考えていたりして集中できていませんでした。宿題も苦手意識がある子はやりたがらず、得意な子はどんどんやってきて学力差が開いていく一方でした。

“好きこそ物の上手なれ”で“知っているからまた聞きたい”“得意だから興味を持つ”のが人間だからです。

 

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