親が仲裁するのはNGだった!? 「兄弟ケンカ」をしたほうが良い理由

兄弟喧嘩はよくないこと?

source:https://www.shutterstock.com/
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当然ながら親は子どもたちの争いを好みません。いつも仲良く遊んでいて欲しい、それは全ての親の願いです。

ですが、兄弟喧嘩は本当に良くないことで、しないほうがいいことなのでしょうか?

筆者には4人の子がいますが、毎日飽きもせず喧嘩をしたり、かと思えば仲良く大騒ぎしたりしています。こども達を見るにつけ、やはり彼ら子ども同士の中で培うものは少なくありません。

そしてそれは大人が教えられることではないのです。具体例を挙げてみます。

 

兄弟喧嘩で「子どもが得るもの」とは?

(1)下の子は知恵を育む

上の子は時に理不尽に弟妹をやっつけていますが、弟妹も負けてなく、ポンっと叩いてだだだっと逃げる、姉の留守中に、いつもは見せてもらえない漫画をこっそり読む、などという小技を会得しています。

 

(2)上の子は大人の価値観を学ぶ

弱いものいじめは良くない、という考えはずっと後になってから分かることです。とにかく自分の領域を侵害されたと頭にきている上の子は、下の子に容赦ありません。

筆者は極力介入しない方針ですが、度が過ぎると「今のはひどい」と意見します。

それによって上の子は「ここまでなら“懲らしめる”という名目で問題ないのだ」というあんばいと、大人の価値観を学んでいるようです。

 

(3)どの子も「打たれ強さ」を鍛えられる

家族の甘えも手伝って、どの子も怒ったときの理不尽さと言ったら、ひどいものです。

それでも全員がけんかの最後は、“自分は何か相手を怒らすことをしたのだろう”と納得しているように見えます。でなければ、大人からすると意外なほどアッサリ仲直りできるはずがありません。

そうこうしているうちに、理不尽な仕打ちにも耐えうる強さが鍛えられています。

 

(4)相手によって態度を変える柔軟性を培う

長女は1人で集中しているときに邪魔をされるのが嫌い、次女は指示に従っておけば楽しい人、3女は共犯にしておけば言いつけない、4番目の長男はプライドを傷つけることを言わないほうがいい、と言った風に、相手によって対応を変える柔軟さを自ずと身につけます。

大人が介入しない、子ども同士だけで育つ部分が確かにあると、彼らを見ていて感じます。

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