【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#66 ほめるとそれが当たり前になってしまう気がするのですが

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「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。

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立石 美津子
専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

 

第65回は『どうしてこんな簡単なことができないのかイライラしてしまいます』の疑問にお応えしましたが、第66回のテーマはこちら。

テキトーQ&A

 

心で思っていても口に出さなければ伝わらない

子どもが頑張っていても褒めない、努力が実っても「できて当たり前」だと言わんばかりに無視をする。

この親の態度は子どもを認めない、つまり子どもの頑張りや成長をきちんと見ていないことになります。

そして、子ども自身は自分の存在が無視されているように感じてしまいます。

ですから、心で思っていることを子どもに向かって言葉や態度に出して示すことは大切なことなんです。

大人だってそうです。

相手の心の内は言葉に出してもらえないとわからないもの。

夫が心の中で「いつもご飯を作ってくれてありがとう。美味しいよ」と思っていたとしても、ムスッとした顔でただ黙々と食べているだけですと「まずいのかしら?私の料理に何か不満があるのかしら……」と誤解してしまいますよね。

結婚して何十年経過していてもたまには「愛しているよ」とか「いつも感謝しているよ」と言われたいですよね。

ですから、子どもに対しては良い行動をしていると感じたときは声に出して褒めてやりましょう。

 

条件付きの褒め言葉はやめよう

「○○したからいい子」といちいち条件付けのほめ方をしていると、親に評価されることだけを目的に行動する子どもに育ってしまいます。

例えばこんな言いかたです。

「お片付けしていい子ね」

「運動会で一等賞になって偉いね」

「100点とっておりこうさんだね」

これらは裏返せば「お片付けしない私は悪い子」「運動会やテストで一等賞を取れないと存在価値がない」と意味です。

すると、親の顔色ばかりうかがって親が喜ぶことだけをしようとする“いい子症候群”になってしまいます。

(C)あべゆみこ
(C)あべゆみこ

実況中継しよう

では、どうすれば良いのでしょうか?

末尾から“いい子”“おりこさん”“偉い”を削除してしまいましょう。

「お片付けしているね、部屋がきれいになったね」

「一等賞になったね。一生懸命、練習していたもんね」

「100点取れてよかったね」

まるでアナウンサーのようになって、子どもがやっていることを実況中継するのです。

実況中継できるのは子どもをきちんと観察しているからこそできることです。

これで子どもは「ママはちゃんと僕の行動を見ていてくれている」と思い嬉しくなり、自信や意欲が生まれます。

さらに「あなたの行動でママは嬉しい、あなたの行動でみんなが助かった」と伝えるのです。

人には“貢献意欲”があります。こうやって「誰かの役に立った」という経験を積むことで、誰も見ていなくても部屋を片付けたり、ゴミを拾うことのできる人に育ちます。

ほめるのではなく認めることが大切です。

 

褒めすぎると天狗になるのか?

“ほめ過ぎると天狗になる”と心配する人がいますが 天狗になる”“うぬぼれる”は良くない意味ではありますが、逆に言えば、“自分に自信を持てる”ようになるので悪いことではありません。

ただし、大したことをしていないのに、いちいち褒めるもやりすぎです。

「ああ、本当によく頑張っているなあ」と感じたときだけにほめ言葉はとっておきましょうね。

ほめ言葉の安売りをしていると、“何でも褒められて当たり前”となってしまうかもしれません。

(立石美津子)

 

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【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

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