月の満ち欠けが「ウシの出産」に影響していた!? その神秘的な関係性とは

月の満ち欠けは神秘的なものです。特に秋の夜空は月が美しいですよね。

プレママであれば、「満月の頃に出産が多いらしい」という噂を聞いたことはありませんか?

筆者は妊娠9ヶ月頃になると、満月の日をチェックして「満月の夜に出産かも!?」なんて夫婦で赤ちゃんに会える日を待っていました。

そんな「出産と満月」の関係ですが、なんと、“ウシの研究”では、出産と月の満ち欠けの関係についての研究で驚くべき結果がわかったそうです。

今回は月の満ち欠けと出産や月経周期についての関係についてお伝えします。

進藤ゆきこ

■月の満ち欠けが「ウシの出産」に影響している?

プレママになると気になるのが、「いつお産が始まるのか」ではないでしょうか。出産予定日は目安でしかないため、赤ちゃんといつ会えるのかは出産してみないと分かりません。

ところで、周りの人から「満月の夜は出産が多いらしいよ」なんて言われたことはありませんか。本当に月の満ち欠けと出産は関係があるのでしょうか?

現在まで様々な研究が行われてきましたが、未だにその答えは出ていません。それは、人ではプレママの社会環境、栄養状態、遺伝的な要因など、多くの要素が影響を与えるために、月の満ち欠けによる影響の結果を得るのが大変難しいからと考えられています。

では、他の動物では関係があるのでしょうか? 実はウシの出産で、大変興味深い研究結果が出たのです。

東京大学大学院農学生命科学研究科の米澤智洋准教授らの研究グループは、「“乳牛”には満月の頃に出産率が高まる俗説が当てはまる」ことを突き止めました。

北海道の農場で同じ条件で飼育中の、遺伝的近交度の高いホルスタインを用いて、誘発分娩を除いた自然分娩したウシ428頭の出産と月の満ち欠け(月齢)の周期との関連について3年間調べたそうです。

その結果、統計的に「ウシの出産数が満月前から満月にかけて多くなること」が分かりました! さらに、この傾向は、初めて出産する初産牛に比べて、お産を経験した経産牛で顕著であることが分かったのです。

ただ、その理由はまだはっきりしていません。さらに多くのサンプルを用いて、さらなる研究を続ける必要性があるようです。

 

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