【ゴローパパの泣き笑い育児】#04 わが子はどっち似?イケメンなのかブスなのか問題

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自身の不妊治療奮闘記を綴った『俺たち妊活部』の著者で、妻の壮絶な産後ウツを経験した村橋ゴローが、わが子(愛称グラ太)の育児に日々奮闘し、パパとなっていく育児連載シリーズ『ゴローパパの泣き笑い育児』をお届けします。

前回はグラ太を妻に取られる嫉妬に狂うパパの“男おばさん”についてお届けしましたが、第4回は可愛いわが子の“顔面偏差値”問題についてです!

 

◆◇ゴロー一家のプロフィール◇◆

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Illustrated by It Mama

■願わくば、美人の「ママ似」になってくれ!

人間の欲には、際限というものがない。

妻が妊娠しているとき、「どうか母子ともに健康で、お産が終えますように」

「わがままは言わない。ブーでもパーでもいい、とにかく五体満足な子が産まれますように!」こう真剣に祈った。

とにかくわが家は3年にも及ぶ不妊治療の末に、やっと授かった子宝だった。しかも妻は42歳での高齢初産。この「わがままは言わない」に、ウソ偽りはなかった。産まれてくるまでは。

 

祈りは通じ、母子ともに健康、グラ太は健康そのものに産まれてきた。「いやー、よかった、よかった」なんて思っているうちに、今度はこんなことを考えるようになる。しわくちゃのおさるさんのようなグラ太を見て、思案する。

 

「この子はイケメンになるのか、そうでないのか、もしくはブスなのか……」

 

自分の顔のポテンシャルの低さは、重々承知している。昔から“おばさん顔”なのか、高校時代に部活の仲間から「あれ!? ムラって、泉ピン子に似てない?」と言われたことがあったし、40を過ぎてからなんて、どんどんトシコ(僕のお袋)に似てきた。ちょっと前、変なシャレっ気が出てまあまあのロン毛だったのだが、その様はおばさんだった。街のショーウインドウに映る自分に「おばさん!? おじさんか…」と二度見することも。

 

だからこそ、グラ太が産まれてからこう真剣に願うようになった。

「外見も中身も、りえちゃんに似ますように!!」

 

妻は自分にとっては一番の美人だし、性格も穏やかでやさしくて明るい。対して俺はブスで、性格も怒ったかと思えばすぐ笑い、よく泣く。ガサツすぎる反面繊細過ぎて、要は面倒くさい。僕は勉強が大嫌いで、妻は現役で津田塾に合格した秀才だ。

自分で言うのもなんだが、 僕に似てほしいところなんて皆無だ。とここまで自分で言い切るのも悲しくなるのでひとつくらいはある……いや、ないか………。

 

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