シンガポール在住ママ直伝!「幼少期の英語教育」に必須なのは“伝えたい”という気持ち

source:http://www.shutterstock.com/
source:http://www.shutterstock.com/

やたらと「グローバル」と叫ばれる時代、今の子ども達は「もしかしたら将来、英語を話せるのは当たり前」の世界に生きることになりそうです。

そうなると私達大人は自分の“カタコト英語”は棚に上げ、子ども達にせっせと英語を教えなくてはなりません。

筆者はシンガポールに住み、子ども達は当然ながら英語の教育を受けています。シンガポールの公用語は英語だけではありません。

英語・中国語・マレー語の3ヶ国語です。そんな現地の英語教育事情をご紹介します。

mica PF

 

■イングリッシュならぬ、「シングリッシュ」

先日、アメリカ在住の友人家族が遊びに来たときのことです。友人の子ども達はアメリカの現地校で教育を受けています。

彼らは、シンガポールのタクシードライバーが話す英語にショックを受けていました。「これは英語じゃなくて、中国語でしょ?」と。

そのくらいシンガポール人の話す英語は独特の発音なのです。これを揶揄してか、もしくは愛称として、“シングリッシュ”という呼び名があるほどです。

“シングリッシュ”の特徴としては、東北弁のように語尾が微妙に上がる、三人称単数形を無視する、男女の別なく“She”を使う、「Can」で会話を成立させる……。

例えば、靴修理屋さんなどで「Can?」(これ直せる?)と聞き、「Can!」(直せるよ!)と返すなど、発音以外のところははっきりいってメチャクチャなので最初は戸惑いますが、慣れてしまえばかえって「通じればいいんだな」と気楽でいいものです。

 

■シンガポールの子ども達は使い分ける!

とはいえ最初から学校で“シングリッシュ”を教えているわけではありません。

学校ではイギリス式の文法で教育を受けます。きちんと文法を知っていてもなお、“シングリッシュ”は話し言葉として確固たる地位を築いています。

しかし国立大学の学生を観察すると、欧米人などの外国人に対してはイギリス英語を話し、友人同士では“シングリッシュ”を話しています。まるで関西出身者が、同郷の人には関西弁を話し、仕事上は標準語を話すように、彼らは器用に使い分けることができるのです。

 

LINEで送る