壁紙化した“ひらがな表”は無意味!子どもに「文字や時計の読み方」を覚えさせるコツ

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「早いうちから、文字が読める子にしたい!」という教育熱心なママは多いですよね。

子どもに文字を教えようと、トイレやお風呂に“ひらがな表”を貼って、それだけで安心しているママがいます。でも、貼ってあるだけで読めるようになれば、苦労することはありませんよね。

文字を習得するためには、何度もインプットとアウトプットを繰り返さなければなりません。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“貼りっぱなしのひらがな表”についてお話します。

 

■貼って終わりじゃ覚えない!「壁紙化」しているひらがな表の無意味さ

ひらがな表を貼っているだけで満足し、これについて一切会話がなかったら、だんだん壁の模様の一部になってしまいます。ひらがな表の“壁紙化”です。

せっかく貼ったのならば、「ここに“あ”があるね。あひるの“あ”だね」というような会話をしましょう。すると子どもも、文字の読み方を覚え、段々と読めるようになります。

また、ずっと同じ場所に貼りっぱなしにしておくと、見慣れた光景になってしまい、段々と興味は薄れていきます。たまには貼る場所を変えてみましょう。

すると、「あれ?違う所に貼ってあるぞ」と思い、興味関心を長続きさせることができます。

 

■ただの文字ではなく、意味のある「言葉」にして読ませよう

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ひらがな表の字を1字1字指さして「あ・い・う・え・お」と教えるよりも良い方法があります!

“あり”、“いぬ”などの「意味のある言葉のかたまり」にして見せましょう。名刺くらいの大きさのカードに書いて、かるたやトランプのように遊びましょう。

何故かというと、文字が言葉として頭に入っていると、文章を読むとき「む・か・し・む・か・し・あ・る・と・こ・ろ・に・お・じ……」のような“拾い読み”することなく「むかし・むかし・あるところに・おじいさん・と・おばあさん・が」のように読解しながら読む習慣が身につくからです。

それに、“拾い読み”をしていると、声には出ているので、聞いている大人は「あら、本が読めているわ」と錯覚してしまいますが、本人は「意味がわからないまま音を拾って読んでいるだけ」のこともあります。

算数の文章題で小学生になっても先生が読んでやれば解けるのに、自分で一から問題を読むとなると“拾い読み”をしているため式を立てられない子どももいます。

言葉として文字が頭に入っていない証拠です。

 

■「カタカナ」をひらがなに直して教えるのは二度手間です

カタカナもひらがな同様に、“カ”ではなく“カレーライス”、“ア”ではなく“アイスクリーム”と教えましょう。

意味のある言葉として何度も目にしているうちに、次第にばらばらの表でも読めるようになります。

また、絵本によっては本来カタカナ表記するものも“ぷうる”、“かれいらいす”となっている文章もありますが、最初から社会でカタカナ表記されているものは、カタカナで見せておいた方が賢明です。

後々子どもが、覚え直す必要がないからです。

 

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