新人社員教育に学ぶ!子どもへのしつけ法のヒントって?

12695896_S

4月の入社までの間に準備を進めている次年度の新卒はもちろん、そのタイミングで復職を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は新入社員への教育に“子どもへのしつけ法”のヒントが隠されているのです。

そこで、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が企業の新人教育に学ぶ子どものしつけ方についてお話します。

 

■某会社の独特なルール

“B5を2枚以上コピーする時は並べてB4に1枚にしてコピーして裁断機で切る。カウント量を減らし会社の経費を節減する”

これは某会社の独自のルールです。当然、新入社員はそれを知らないで入社してきますので、B5の用紙を10枚そのまんまB5でコピーしてしまいました。

と、突然「何もったいないことしてんの!会社のお金だと思って無駄遣いしないで!」と怒鳴られました。さて、どんな気持ちがするでしょうか?

入社間もないのに縮こまってしまった新人さん。今度はトイレに行きました。さっき“経費節減”と怒鳴られたので、用をたした後電気、換気扇も消してみました。

でも、実はこんなルールがその会社にはあったのです。

“トイレの電気は使ったら消す。換気扇はつけっぱなしにしておく。”

そこで「誰が換気扇消したの?臭いがこもるので換気扇はずっとつけておいて下さい!」とまた叱られてしまいました。「いったい、どうしたらいいの……」途方にくれた新人さん。苛めにあっている気がして間もなく退職してしまいました。極端な例ではありますが、こういったことは実務をする中でも多く出てくるものです。

 

■相手がルールを守るようになるためにすべきこと

さて、会社側は以下のうちどの対応すればよかったのでしょう?

(1)何も教えないで叱る

期待に胸を膨らませて入社したばかりの新人さんは理不尽な思いをし、次第に仕事への意欲も下がり二度と会社には現れなくなってしまいます。

 

(2)「まだ入社したてだから仕方ない」と経費の無駄遣いを見逃す

どこかで教えなくてはならない時が必ずきます。「いつか言おうと思っていたんだけれど、紙の無駄使いしないでね」「あなたのトイレの後はいつまでも臭うから換気扇はつけっぱなしにしておいて」なんて後から言われたら逆に不愉快な気分になります。

「どうして最初から教えてくれないの?今まで私をそんな目で見ていたんだ」と感じ、信頼関係は崩れていきます。

 

(3)最初にルールを丁寧に教える

当然ではありますが何かしでかしてしまってからではなく、最初からルールを丁寧に教える。これが一番よいです。

 

 

LINEで送る