命名前にちょっと待って!「キラキラネーム」の最新事例と両親が気をつけたいこと

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名前って一生付いて回ります。苗字は“田中さんの家”に生まれたら“田中”です。また、変わったとしても結婚する相手が“鈴木”だったら“鈴木”になります。選べませんよね。でも、下の名前だけは親が自由に付けられます。

きらり、きらと、えれん……、最近の子どもには色んな名前があります。命名するときイマ風にするのか、昔ながらのクラシカルな名前にするのか悩みますよね。

そこで今回は『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“キラキラネーム事例と命名時の注意点”についてお話します。

 

■イマドキの最新キラキラネームにはこんな名前がある!

スマホアプリ“赤ちゃん名づけ”を提供している、リクルーティング スタジオが発表した“2015年 キラキラネームランキング”のトップ3と読み方の例は以下のとおりです。

実際にこれらの名前を名付けたかどうかは、わかりませんが、アクセス数をランキングしたものです。

 1位「皇帝」・・・しいざあ、こうた、さうざ など

2位「星凛」・・・あかり、きらり

3位「愛翔」・・・らぶは、まあと、あいと など

 

■勘違いしてしまう世の中の名前あれこれ

以下は筆者が実際に会った、あるいは見た、思わず勘違いしてしまう名前です。

人名にかぎらず、名前は本当に大事だなあと実感させられます。

 ・美容院なのに「タオル」

近所に“タオル”という看板のお店があります。筆者はずっと“タオル専門店”だと思っていました。ある日タオルを買いに行ったらなんと美容院でした。

「髪を切りたいお客が来なくなるから、店の名前変えたらどうですか」と、老婆心ながら忠告したくなる衝動にかられました。

 

・猫なのに「ポチ」

友達が「ポチ~ポチ~」とペットを呼びました。当然愛犬を呼んだのかと思いきや、のっそりと出てきたのは“ポチ”と名付けられた猫でした。

 

・リフォーム業者の「張紙さん」

壁のリフォームを頼みました。名刺を見たら“張紙 重雄(はりがみ しげお)”。

「これ本名なんですか?」と聞いたら「そうです」とうつむいて小さい声で答えた業者の人でした。

 

・医者なのに「おおやぶ」

とあるクリニック。“サンクリニック”と看板が出ていました。院長先生のも名前は“大藪(おおやぶ)”さんでした。まさか“オオヤブ クリニック”とは出せなかったのでしょう。

念のため言っておくと“やぶ医者”ではありませんでした。

 

■実際にあった命名騒動「悪魔くん事件」

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1993年8月、昭島市で“悪魔くん事件”がありました。“悪魔”と命名した男児の出生届が不受理となった騒動です。

別の漢字で“あくま”と出しましたがこれも不受理、“亜駆君”として最終的には届け出ました。

 

■昔は動物の名前を付けられていた人が多かった

江戸時代は“鹿さん”、“お熊さん”と名付けられた女性は多くいて、珍しくはありませんでした。

馬は“働き者”、虎・龍は“強者”を連想させ将来像を願って命名されていた人も多かったです。元総理大臣橋本龍太郎や、もっと遡って坂本龍馬とその妻、楢崎龍(通称・おりょう)が有名ですね。

そして現在でも“虎”や“龍”の漢字が付いている人は多くみられます。

それから、キラキラネームの対極にある古風な名前で、最近は“琴乃”、“陶子”、“小春”、“雪乃”、“誠”などが挙げられ、キラキラネームの流行とはうらはらに、かえって新鮮で人気があります。

 

■否定的な連想をさせる名前は避けよう

さて、もし、子どもの命名するとき大事なことがあるとするのならば“馬鹿雄”、“駄子”など否定的なことを連想させる名前を付けないことです。

それから、昔は「双子が生まれると縁起が悪い」ということで“他雄”とか“外”がどちらかに付けられていたこともありましたが、今は「双子が生まれてラッキー」となりこのような文字を使う人はいませんよね。

 

いかがでしたか?

名前は一生ついて回ることを想定しましょう。人生80年、目の前の赤ちゃんがお爺さん、お婆さんになっている頃、時代は変わっているので、流行りの名前として“みつる爺ちゃん”、“ひかる爺ちゃん”でも違和感がなくなっているでしょう。

でも、目の前にいる赤ちゃんの可愛さにピッタリの“いちごちゃん”、“れもんちゃん”、“みるきーちゃん”などのメルヘン系の名前も「子どもがお爺ちゃん、お婆ちゃんになったときはどうなんだろう」の視野を持つことも必要かもしれませんね。

 

【参考・画像】

2015年 キラキラネームランキング – 赤ちゃん名づけ

※ voyagerix / PIXTA

※ Stanislav Glushko / Shutterstock

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【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

【参考】

※ 立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

「はずれ先生」にあたったとき読む本

立石美津子(2014)『「はずれ先生」にあたったとき読む本』(青春出版社)

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