「他人をバカにする子ども」の親が知らずに言っているNGしつけフレーズ

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筆者は以前、よその子どもから知的障がい者の息子に対して「この子は悪い子だから上のクラスに上がれないんだ!」と言われ、親として罵倒された経験があります。親ではなく子どもに言われたのです。

どうしてこんなことを言う子に育ってしまったのでしょうか?

今日は『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が他人をバカにする子の事例とそんな子に育ってしまう理由についてお話します。

 

■他人をバカにする子

●プールの更衣室で5歳児が放った「ある一言」

前述したとおり、筆者の息子は知的障がい者です。5歳の頃、スイミングスクールに通っていた息子は、プールサイドで立ち歩いたりして落ち着きのない行動をとっていました。その態度があまりにも目に付いたのでしょう。更衣室で着替えをさせていた時のこと、ある男児が近寄って来て筆者に向かってこう叫びました。

「この子、コーチの言うこと聞かないでウロウロしている悪い子だから白帽子になれないんでしょ?」と。“白帽子”とは上のクラスの子どもが被れる水泳帽子でした。息子はもちろん最下位の水遊びクラスの赤帽子でした。

こう言われて筆者はニコニコして、いいおばさんの振りをして「誰がそう言っていたのかな?おばさんに教えてくれる?」と男児に聞き返しました。すると「ママがいつもそう言っているよ」と答えが返ってきました。

5歳の子どもはまだ幼いので言って良いことと悪いことは判断がつきません。親に言われたことをそのまま素直に伝えてきたのです。

そこで「そう、ママがそう言っていたんだ。でもその考え方は間違っているよ。ウロウロしている行動はプールでは確かによくない態度だよね。でもね、だからといって○○(息子の名前)は“悪い子“ではないのよ。そうママに伝えておいてね!」と返しました。

 

■親の言葉が「子どもの生きる価値観」になる怖さ

だいたい、こういうフレーズを子どもがゼロから考える筈はなく、たいていは親が喋っている言葉を聞いてそのまんま言っていることが多いのです。怖いのは親の言葉を真に受けて口にしているうちに、それがいつしか子どもの心に深く根を下ろし“自身の生きる価値観“になってしまうことなのです。

色んな親御さんに「子どもがどんな人間に育ってほしいか」と質問すると「思いやりのある人に育ってほしい」「優しい心をもってほしい」と立派な答えが返ってきます。でも実際の行動をみていると、自身がとっている態度は180度異なっている人も中にはいます。

例えばこんなこと言っていませんか?

「あの子の真似をしてはいけないよ。あの子みたいになったら大変だよ」

「あの子は○○だからダメな子だね。あなたは気をつけてね」

躾をするとき決して他の出来ない子どもを引き合いに出してはなりません。叱る時はシンプルに「○○することはいけないこと」とだけ伝えればよいのです。

こんなことをしていると“おかしな価値観“が小さいうちから付いてしまいます。ママからこういったことをいつも聞かされている子は大人になったとき、人から信頼されたり尊敬されることはまずないでしょう。

 

いかがでしたか。 

子どもなんて親の思う通りになんか絶対に育たない。親がしているように育つ”これって名言ですよね。たとえママが色んなことを思っても、子どもの前で口に出してはならないことってあると思います。皆さんはこの事例、どう思いますか。

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※ Ilike / Shutterstock

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【参考】

※ 立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

「はずれ先生」にあたったとき読む本

立石美津子(2014)『「はずれ先生」にあたったとき読む本』(青春出版社)

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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