その叱り癖…もしや?NG親世襲の「負の連鎖」を断ち切るためにすべきコト

 “褒めて育てよ”と耳にするけれど “子どもをどうやって褒めたらいいのかわからない”というママがいます。

その原因はズバリ、あなた自身が親から認められたり、褒められたりする経験がほとんどなかったので褒め方がわからないからです。それって、無理もありませんよね。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“子育てにおける負の連鎖を断つ時の考え方”についてお話します。

 

■上手な対応ができるママとできないママの違い

子どもが玩具を投げたり、片付けないとき「いい加減にしなさい!」「こら!」と、怒鳴り散らしてしまうママがいます。

一方「玩具はボールじゃないよね。投げないで遊ぼうね」「そろそろお片付けの時間よ。元あった位置に戻そうね」と冷静に対応できるママもいます。上手な対応が出来るママでも、保育士の経験があるとか子育て本を読み漁っているといった、特別な様子もありません。

なぜ、こんなにうまく躾けられるのでしょうか?

それは、ママ自身の親から怒鳴られたり叩かれてしつけけられた幼い頃の思い出がないので、大声を出すことなく子どもが納得できるようにしつける方法が脳にプログラム化されている可能性が高いのです。

 

■「叱る=しつけ」という間違った固定観念

“しつけ”の一文字を見たときに、“厳しく叱ること”と思い浮かぶ人と“教え諭し導くこと”と考える人に分かれます。

しつけとは子どもが悪いことをしたとき、怒鳴ったり叩いたりすることと思い浮かぶ人は自分の親からこのようにされてきた人です。だからわが子にも迷うことなく同じことを再現してしまうのです。

子育て本の中には“褒めて育てよ”の説がある一方、“幼児期からしつけをしっかりしましょう”の説もあったりして、読めば読むほど混乱してしまいます。

けれども、どちらも間違いではなく同じことを言っているのです。でも親から“しつけ=厳しく叱ること”をされたママは“叱ることがしつけだ”と完全に勘違いし、誤った方向へ突き進んでしまいます。

 

■子育ての仕方は自分の経験から

子どもを出産した直後から“お母さん”と呼ばれます。でも、親になって0歳、1年経過してもママとしてまだ1歳です。

子育ての仕方は、全てを誰かに教わることはできません。

オムツの替え方、母乳の与え方、沐浴の仕方は産院で助産師さんが教えてくれます。繰り返しやっていれば誰でもできるようになります。

でも、子どものしつけの仕方や褒め方、叱り方って簡単にはできるようにはなりません。できるようになるどころか自身の親からされたことに支配され、わが子にも同じことを再現します。お手本は“自分がされてきたこと”しかないからです。

 

■「負の連鎖」を断ち切るための考え方

“子どもの悪い所探し”をしてネチネチと小言が多くなってしまう人は、自身が幼い頃、親から片づけていても無視され、散らかしている時だけ酷く叱られた経験がある人なのかもしれません。

でも、どこかで代々世襲される負の連鎖を意識的に断ち切らないと同じ苦しみを子どもが味わいます。子どもを幸せにするには否定ばかりしてはならないのです。

何をしても褒められない、何かしたときだけ酷く叱られる経験を積んでいくと子どもの心は「自分は価値がない人間だ」「どうせ僕なんて……」と思うようになり、自信のない、自尊感情のかけらもない大人になってしまうかもしれません。

これでは生きるエネルギーさえ湧いてきません。それって、とても不幸なことではないでしょうか。

 

いかがでしたか。

虐待を受けた人が親になると、わが子に虐待をする傾向があるように、毒親は一代で終わらない、世襲する傾向があり問題は根深いのです。

もし、あなた自身の親が“毒親”と呼ばれる分類であるならば、あなたの辛い経験を子どもが味わわないように今日から意識変革を心がけてくださいね。

【画像】

※ Suzanne Tucker / Shutterstock

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【参考】

※ 立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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