「赤ちゃんの顎がひっこんでる理由」と顎の発達に良いコト5つ

62715262

産後、初めてわが子に会った瞬間はママにとって忘れられないものです。どことなく自分達に似ている、その小さな可愛らしい表情に、感動したことと思います。

赤ちゃんは、お人形のように可愛らしい顔をしていますよね。キューピーちゃんのように顔のパーツが集まっていて、よく見てみると顎もひっこんでいます。

では、「どうして赤ちゃんの顎はひっこんでいるの?」と疑問に思うママもいるのではないでしょうか。

そこで今回はママ歯科医である筆者が、赤ちゃんの顎の成長過程と顎の成長を促すためにしたいことについてお伝えします。

 

赤ちゃんの顎の成長過程

赤ちゃんをパッと見たときに、頭が大きいなぁと感じませんか?

新生児は顔(顔面頭蓋)に比べて脳の入っている脳頭蓋が約8倍も大きいためです。生後、顔の成長量が脳頭蓋よりも大きいため、その比が、新生児で1:8だったのが、2歳で1:6、6歳で1:5、20歳で1:2くらいになります。

頭部の成長は早い時期に完成して、顔面が下前方へ向かって成長するため、なんとなく顔が伸びてきたように感じるのです。

身体を作っている臓器は、それぞれ異なった成長発育をします(Scammonの臓器発育曲線)。

代表的な4パターンのうち、顎の成長に関係する2パターンを説明します。

(1)神経型:脳や脳頭蓋骨など、出生後から急激に成長し、6歳頃に成人の90%まで発育します。ピークは8歳頃で、思春期にかけて著しい進歩を示します。

(2)一般型:身長のように、成人まで年齢とともにほぼ一定の成長発育がみられますが、生後4歳頃までと、14~16歳頃の思春期に著しい成長がみられます。このパターンは骨格などが示し、具体的には身長、体重、顔面頭蓋、顎骨などが含まれます。

つまり、赤ちゃんの顎がひっこんで見えるのは、頭部に比べて顔の成長は遅いことと、顔面頭蓋と顎骨が乳幼児と思春期に著しく成長する前の姿であるためなのです。

LINEで送る