やんちゃは「個性」じゃないです!しつけができていない親がしがちな勘違いって?

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子どものしつけがなっちゃないのを「うちの子、やんちゃだから」とか「個性の一つ」と言ってしまうママっていますよね。現実から目をそらしたいとき“個性”って便利な言葉です。でも、全部これにひっくるめて片付けてしまうのはどうなんでしょうか。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が個性で済まされる罠についてお話します。

 

■子どもの「個性」を受け入れることは大切

みんな違う両親から生まれ、異なるDNAを受け継いで誕生します。そして異なる家庭環境で育ちます。だから、違って当たり前。

親が“これこれこういう子が良い子”と理想の子ども像を押し付けたり、枠にはめてはいけません。子どもの違いを認めて受け入れ、個性は個性としてまず認めましょう。

 

■“やんちゃ”は本当に個性?

だからといって粗暴で礼儀作法が出来ていないのを棚に上げ、「男の子の特徴よね」だとか「うちの子やんちゃだから」などと責任逃れの逃げ口にしてはいけません。

物を壊したりお友達に危害を加えたりする子、周りが注意しても「うちの子やんちゃだから」とあっけらかんとして笑みを浮かべているママ。“やんちゃ”って聞こえがいいですよね。でも暴力なんです。元気がありあまっているのとは訳が違います。

また、レストランで走り回る子を他人から注意されて「まだ子どもだから許してよ」と開き直る人がいますが、これもよくありません。

マナーを教えられないまま育ち、将来困るのは周りではなく本人自身なんです。個性はあっても“しつけ”はきちんとしましょうね。

 

■発達障害を指摘されても“個性だから”と受け入れないママ

こんな事例があります。わが子の行動が気になり「自分でもおかしいのでは?」と感じていたママ。専門機関で“発達障害の疑いがあります”と言われました。でも、認めたくない気持ちが強く“個性の一つ”で片付けてしまい現実から目をそらして受け入れようとしません。

こうしてその子の脳の仕組みにそぐわない子育てをしてしまいます。可哀想なのは子どもです。

また、逆に発達障害の診断を受けたママに「障害も個性の一つよ」と慰める保育士やママ友がいます。けれども、言われた方には何の慰めになっていません。「個性よ」と言われたって、とっても扱いにくい現実がそこにはあるからです。

障害は障害であり、そしてその奥にそれぞれ個性があります。例えばダウン症児は元々、気質的に温和である人が多いですが、育てられ方により攻撃的なダウン症児もいます。

自閉症児も道順にこだわる子もいれば、人に関わることにこだわる子もいます。優しいおとなしい子もいれば粗暴な子もいます。

こういった現実を理解し、安易に“個性”で済ませないようにしましょう。

 

いかがでしたか。

元気が良すぎて気が強くて乱暴になってしまう子だったり、発達障害のため相手を傷つけたり物を壊したりすることもあります。でもこれを“個性”で片付けずに、起こしてしまった現実に対して本人にしっかりと謝罪させなくてはなりません。

人は生まれながらに物事の善悪を知って生まれてくる訳ではありません。親がそれを教えていかなくてはなりませんよ。

【画像】

※ Asier Romero / Shutterstock

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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