マジ、ヤバイ…「表現力が貧弱」な大人が幼少期やっていなかったコトって?

ある日、観光名所をアイドルタレントの2人が案内するテレビ番組を見ていたときのことです。紅葉を見ても「やばい」、名物のお団子を食べても「やばい」。さらにもう一人のアイドルは「マジ」の連発……。

感動を伝える番組企画なのかもしれませんが、起用しているタレントの語彙があまりにも“貧弱”だと感じてしまいました。将来、我が子がこんな風になったら……と思うと、残念な気持ちになりますよね。

そこで今日は『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が”表現力豊かに日本語を話せるようになる方法”についてお話ししたいと思います。

 

■語彙が貧弱だと人には伝わらない

美味しいお店や料理を紹介するテレビ番組がたくさんあります。いわゆる“食レポ”ですが、美味しさを上手に表現できるレポーターもいれば、なんでも「口の中でとろける~」といったワンパターンの表現しかできないレポーターもいます。

美味しい料理を見て「やばい」、道端で犬の糞を見ても「やばい」で済ませる人よりはずっとよいですが、緻密かつ豊富な語彙を持っていないと相手に感動を正確に伝えることは出来ません。

同時通訳者がテレビに出ています。これもある意味、食レポと似ています。実はこの仕事は単に英語が話せれば就ける職業ではありません。相手の話す言葉を聞いて、一番適切な日本語に瞬間的にその場で変換し視聴者に伝えなくてはなりません。この仕事に就けるかどうかは、実は英語力よりもどれほど緻密で膨大な日本語を知っているかにかかっているそうです。

つまり、誰かに何かを伝えるときは、表現力豊かであること、つまり“緻密かつ豊富な母国語”を持っていなければならないのです。

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