過保護よりもタチが悪い!一歩間違うと大変キケンな「自由のびのび型教育」の落とし穴とは

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「子どもをのびのびと育てたい!」と思っているママも多いことでしょう。

でも、そんなのびのび方針の教育は、やり方を間違えると“のびのび”どころか、傍若無人なやりたい放題の子になってしまう危険もあります。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が“自由のびのび”型教育の難しさについてお話しします。

 

■自由保育型でも「100%自由」なわけではない

幼稚園には一斉保育型と自由保育型があります。

一斉保育とは、先生が前に立って子どもたちが一斉にお絵書きや歌や体操など決められた課題に取り組む保育方針。自由保育とは子どもの思うまま、自由に遊ばせることを尊重した保育方針です。

しかし、実際にはどちらかに偏ることなく、両者を融合させた保育形態をとる幼稚園が多いようです。たとえ、自由保育を掲げていても、一日中自由気ままにさせているわけではなく朝の会、終わりの会など一斉保育する時間もあるのです。

もし、完全に自由にさせていたら登園時刻も自由、給食を食べる時間も自由ということになります。これでは集団生活を経験させる場である園に行く意味がなくなってしまうので、当然と言えば当然かもしれませんね。

 

■自由と放任を履き違えると…

もし、通っている園が自由保育とは名ばかりの“放任保育”をしていたらどうなるでしょう。

小学校では授業中、45分間イスに座っていなくてはなりません。チャイムが鳴ったら授業を受け、チャイムが鳴ったら休み時間終了です。決められたスケジュールで行動することを要求されます。入学前まで自由気ままにやりたい放題生活をしていた子は、入学後にカルチャーショックで困ることになります。

家庭でのしつけも同じこと。「うちは“自由のびのび”がポリシー」と言って、ご飯を食べずにお菓子ばかり食べてもOK、手づかみで食べてもOK、ねだれば何でも買ってもらえるような生活をしていると、子どもは粗暴になり“野生児”と化してしまいます。

これでは、感情をコントロールする必要がないので、我慢する忍耐力も育ちませんよね。

また、家であまりに自由にしていると、お友達の家で勝手に冷蔵庫を開けて飲み食いをしてしまい、恥ずかしい思いをすることも。

しつけを全くされずに育ってしまうと、そのうち人との関わりで亀裂が生じます。自由とは名ばかりの“放任主義”は育児放棄やネグレクトと同じこと。“自由のびのび”がポリシーの家庭でも、ある程度行動を規制することは必要です。

 

■「自由のびのび」教育は過保護よりも大変!

そもそも“自由のびのび”型の教育は、手取り足取り指示を出す“過保護・過干渉”型の教育よりも、親は何十倍もの労力や精神力が必要になるものです。

なぜなら、子どもが何を考えどう行動したいのか、手や口を出すことなくじっと観察していなくてはならないから。

どんなに子どもの行動に不安を覚えても、親は信頼してじっと我慢しなくてはなりません。着る服を一つ選ぶのにも子どもに意志を尊重するため時間がかかります。親が「これを着なさい」と指示をした方が時間も短縮できますし、親が思った通りになるので楽なのです。

もちろん、子ども側も親からの指示がないので、自ら判断し、コントロールしなくてはなりません。

このように、“自由のびのび”型の教育方針には、親子ともに相当の自覚が必要になるものです。安易な気持ちで“自由のびのび”を教育方針に掲げ、子どもを放置するようなことだけは絶対ないようにしましょうね。

 

いかがでしたか?

ルールのないゲームがゲームとして成り立たないように、一定の枠組みない自由は認められるものではありません。

自由と放任を混同しないようにしましょうね。

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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