ココが違った!子どもの「えっとね…うんとね…」から言語能力をグイグイ伸ばすママの会話術とは

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1歳くらいの子って何を話しているのかよくわかりませんよね。また、3歳くらいになって話せるようになっても「えっとね……うんとね……」と要領の得ない話し方をします。

でもこんな時、「●●ってことでしょ」と要約してしまったり、イライラして「もっとちゃんと話しなさい」と言ってしまうと、子どもの“話す力”が伸びませんよ。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が、子どもの言語能力を伸ばすママの対応についてお話しします。

 

■「ちゃんと話しなさい!」はNG

子どもはママに何かを伝えたい時「えっとね~、うんとね~」とやたら前置きがつくことがあります。これは、子どもが一生懸命話そうとすればするほど起こる現象です。

うまく翻訳機能が脳にできていない子どもは、自分の言いたいことを考えながら言葉を話しています。ですから、その考えている時に「えっとね、うんとね……」と出てしまうのです。大人でも上手く二の句が継げない時なんかは、「えっと、あの、その」を連発してしまいますよね。

ですから、子どもがうまく喋れない時に「言い直しなさい!」と叱ってはなりません。緊張してしまいますます上手く話せなくなってしまいます。

また、仕事がデキるママに多いのですが、子どもが結局何が言いたいのかわからず、「それで、何が言いたいの?」と結論を迫ってしまうこともNGです。

子どもとの会話は会社での会議のように“結論を出す”ことが目的ではありません。会話の内容より子どもと対話することを楽しんでくださいね。

 

 ■「表現と理解」はズレているのが当たり前

「頭ではわかっているんだけれども相手に伝わるように話せない」ことってありますよね。

頭の中にある言葉(=内言語)と表に出てくる言葉(=外言語)との量は基本的には一致しません。頭の中に話したいことがたくさんあっても、実際に口にできる言葉は大人でも氷山の一角。話す能力がまだ備わっていない小さな子どもが言いたいことをスラスラ話せないのは当然のことなのです。

反対に、何も言葉を話せない赤ちゃんでも相手の言葉は頭のなかでは理解しています。そしてたくさんの感じているのです。

成長するにつれてだんだん上手く話せるようになり、内言語と外言語のズレを小さくすることができます。それが、スラスラと話せるということになるのです。

 

■ママが聞き上手だと「言語能力」が伸びる

子どもの言語能力を伸ばすために一番良い方法は、子どもが自らどんどん話すことが重要です。そのためにはママが聞き上手になることが必要です。

例えば、子どもが何を言っているか、全部はわからなかったとしても、

「へえ、そうなんだ」

「ふうん、それで」

「それは嬉しかったね」

「それは悲しかったね」

と、合いの手を上手に入れましょう。すると子どもはママに聞いてもらえた嬉しさで自分からどんどんおしゃべりするようになります。

話が分からないからと言って中断させたり、言いたいことを先回りして「要するに●●ってことね」と勝手にまとめてはいけません。結論がわからなくても対話すること自体に楽しみを見出しましょう。

 

いかがでしたか。

ママだって帰宅したパパに「今日、○○ちゃんのママがね……」と、とりとめのない話をした時に、「それで結論は何なの」と言われたら嫌ですよね。ただ会話を楽しみたいだけなのに……と、話す気も失せてしまいますよね。

もしかしたら、まだ上手に話せない子どももそれと同じ気持ちなのかもしれません。ですから、どんどんおしゃべりできるようにママがサポートしてあげてくださいね。

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kagome

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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