しないなんて勿体ない!スキンシップだけじゃない「おんぶ子育て」の驚きメリット5つ

筆者は、最近『ホンマでっか!? TV』に子ども教育評論家として出演しました。その時のテーマは“毒親”で、そして親が過干渉になる一つの理由として、“家事にかかる時間が大幅に減って、親の関心事が子どもだけになっている”という話をしました。

では、家事がたいへんだった昔は、“子どもに手をかけられずに放任していたのか”というとそうではないんです。実はほとんど子どもに構っていられなかった昔の親は、自然に親子のスキンシップがはかられる“おんぶ”をしていたのです。

今日は『グローバル社会に生きるこどものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、“おんぶ”についてお話します。

 

■一昔は「おんぶ」が親と子どもの絆を作っていた!?

昭和30年くらいから、便利な電化製品が次から次へと発明され、主婦の家事労働はどんどん軽減されていきました。では、それまで主婦の仕事がどんなものだったのか、まずご紹介します。

・洗濯機ができるまで・・・たらいと洗濯板でごしごしと洗濯物を洗い、手で絞って干していました。子どもがいれば、当然オムツも山のように溜まります。

・冷蔵庫ができるまで・・・朝、昼、晩の食べ物は、その都度お店に買いに行かなければなりませんでした。今のように食べ物に添加物も入っていませんから、日持ちもしません。

・ガスコンロや炊飯器ができるまで・・・炭で火をおこして、かまどや七輪でご飯やおかずを炊いていました。

・掃除機ができるまで・・・はたきでほこりを落とし、そのほこりが舞い上がらないように、濡らした新聞紙や茶殻を床に撒いて、ほうきで掃いていました。

毎日毎日のそんな家事労働に加えて、子育てをしていたわけですね。昔の家事労働を紹介しましたが、時代の流れで社会が変わってきただけのことですから、昔の親が偉いなどと言うつもりはまったくありません。

むしろ、こんなに忙しかったら、ちゃんと子育てできていたのかしらと心配になるくらいです。でも、この時代の親は子育ての一番大切な乳幼児期に“おんぶ”でしっかりスキンシップを取っていたのです!

 

■「おんぶ」が子育てにいいワケ5つ

(1)親の身体に密着するので、子どもは親のぬくもりや安心感を得る

しかも、おんぶだと両手が使えますから、仕事ができます! 仕事をしながらスキンシップがはかられるというわけです。

(2)抱っこと違って、視界が広がる

抱っこではほとんど景色は見えませんが、おんぶだと高い視点から景色が見られます。

(3)親と同じ景色を見ることになる

親がかがめば下を、親が横を向けば横を見ることになりますね。親と同じ景色を見ているって素敵だと思いませんか。

(4)景色が見えると、脳にたくさんの刺激を受けることになる

人間の情報の8割は視界から得ると言われています。いろいろな景色を見ることは、それだけたくさんの情報を得ているということです。

(5)人との関わり方を疑似体験できる 

親が人と挨拶をしたり、買い物や銀行でいろいろな会話をしているのを自分も同じ動きをしながら見ることになります。自然に人とのコミュニケーションの取り方を学べることになります。

 

いかがですか?

“おんぶ”ってすごいですよね。今は背負いやすいリュックタイプのおしゃれなおんぶヒモもあります。自然に子どもとのスキンシップが取れる“おんぶ”を試してみませんか?

 

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【参考】

平川裕貴(2014)『グローバル社会に生きる子どものための – 6歳までに身に付けさせたい – しつけと習慣』(ギャラクシーブックス)

 ※ 平川裕貴(2014)『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)

【著者略歴】

※ 平川裕貴・・・専門家ライター。日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子供英会話教室設立。30年以上に亘り子供英語教育に携わり、現在3~6歳までの子供にバイリンガル教育を実施中。近著は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』

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