「お母さんにやさしい国ランキング」!日本が上位にランクインしない意外な理由って?

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みなさんは普段ママとして生活していて、日本は“お母さんにやさしい国”だと感じますか?

最近ではベビーカーを畳まずに地下鉄に乗ることが話題になるなど、小さいこどもを持つママには辛いことも多いのが現実。

そんな中、この度『お母さんにやさしい国ランキング』が発表になりました。

今回は、このランキングから気になる日本の順位とその理由についてご紹介していきたいと思います!

 

■日本は「●●位」、その意外な理由とは?

子ども支援の国際NGO、セーブ・ザ・チルドレンが毎年母の日に合わせて発行している「母の日レポート」が今年も発行され、その中で『お母さんにやさしい国ランキング』が発表されました。

1位はノルウェーで、2位フィンランド、3位アイスランド、4位デンマーク、5位スウェーデンと上位は北欧諸国が占める結果となりました。

日本の順位はというと……、昨年と変わらず179カ国中「32位」。これは先進7カ国中では6位とアメリカに次いで低い順位なんです。

いっぽう、日本は妊娠・出産で母親が命を落とすリスクの低さが14位、5歳未満の子供の死亡率の低さが6位となるなど、母子の健康状態では順位が高くなっています。

ではなぜ、日本はランキング上位に入ることができないのでしょうか?

その原因は“女性議員の割合の低さ”。

16年前にランキングを開始して以降、他国は議席の一定比率を女性に割り当てる「クオータ制」の導入などでママ目線のサポートを目指し状況を改善してきました。

対して日本では大きな改革などもされなかった結果、女性議員の割合(11.6%)が179カ国中140位という最悪の事態を招いています。これはなんと、総合ランキング最下位のソマリアよりも低い順位。

日本のママたちには残念な結果となりましたね。

 

■思わず子どもを産みたくなる!? ランキング上位国の育児事情

では、ランキング上位を独占した欧州の国々には、どんなやさしい取り組みがあるのでしょうか?

1位:ノルウェー・・・授乳時間も有給扱い

法律で、公的機関の委員会などではそれぞれの性が4割以上を占めなくてはならないとされているノルウェー。

男性の育休取得率が90%だったり、学生ママのための専用保育園が大学に設けられていたりとそれだけでも驚きですが、2014年には新しい法律ができ働くママが1歳未満の子に母乳をあげる時間が有給扱いになるなど、ますますママにやさしい国になっています。

 

2位:フィンランド・・・ベビーカー利用者は地下鉄がタダになる

昨年はランキング1位だったフィンランド。小学校から大学まで学費がタダ、保育園の待機児童ゼロ、こどもが3歳まで月に約10万円を支給など羨ましい取り組みが目白押しです!

その上、ベビーカーの利用者は地下鉄や路面電車の料金が無料になったり、育児グッズが段ボールに詰め込まれたマタニティパッケージがもらえるなど、至れり尽くせりですね。

 

6位:オランダ・・・出産後は産後専門看護師が家に来る

最近では英王室キャサリン妃が、出産当日に退院したことが話題になっていましたが、欧州では産後2、3日で退院するのが主流であり、当日に退院する人も珍しくありません。

そんな欧州の中でも特に珍しい産後ケアの仕組みを持っているのがオランダ。

出産後、母子のケアは助産師から産後専門の看護師(産褥師)にバトンタッチされ、退院後は産褥師が毎日自宅に10日間ほど通って母子の健康管理はもちろん、身の回りの世話までしてくれるのです。

しかもそれがほとんど医療保険でまかなわれるというから驚きです!

出産直後から自宅で過ごすことができるため、お父さんもすぐに育児に参加することができ、その後の夫婦関係・親子関係に良い影響があるとも言われています。

 

いかがでしたか?

このように、世界には日本のママたちが羨ましくなるような取り組みがたくさんありますが、これらの国々も一朝一夕に“ママにやさしい国”になったわけではありません。長い年月をかけて、法の整備や人々の意識改革が行われた成果が今現在の姿です。

日本も女性議員が増えることで、今後これらの国に匹敵するママにやさしい国になっていってほしいですね!

 

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【参考】

※ 母の日レポート 2015「都市部における保健格差」 – セーブ・ザ・チルドレン

※ 各国の子育て支援に関する取り組み – 株式会社日本総合研究所

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