「優しくしたい」と言う子はキケン!? 親が見過ごしがちな子どもに潜む問題とは

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学校でよく見かける、子どもたち自身が考えて紙に書くことで表明する目標ですが、最近こんな文面を見ることが多くなりました。

「友達に優しくしたい」「動物や虫にも優しい人になる」「お母さんや弟、妹に優しい人になる」というもの。

一見立派に見えるこれらの目標ですが、実はここに子どもたちが抱えている問題がみえてきます。

そこで今日は、四児の母であり子育てアドバイザーである筆者が子どもの目標に潜むある問題についてお伝えします。

 

■「いつでも優しい人」って本当にいるの?

大人も子どもも、穏やかで平和な気分のときもあれば、落ち込んでささくれ立っているときもあります。落ち込んでいるときに他人に攻撃こそしないけれども、「いつでも優しくある」ことなど人間である限り不可能です。

到底たどり着くことの出来ない目標を“立てざるを得ない”子どもたちの心の中にあるものは何なのでしょうか?

例えば弟妹を邪険に扱ったとき、ママから言われたこと、宿題や手伝いなどを守れなかったとき、友だちと喧嘩した時、大人からの対応によっては、子どもたちの中に「罪悪感」が広がり、心の中に深く残ってしまいます。

「ママ(大人)の望むように出来ない自分はダメな自分」と思ってしまっている可能性があるのです。

 

■「優しくなりたい」と望む子どもたちへ、大人として出来ること

もしわが子が上記のような目標を立てたとしたら、奨励はしないでください。もちろん否定する必要もありません。「この子は今、こういう状況なんだ」とママが認識することがまずは第一歩です。

その上で「もちろん優しくないときもあるけど、でもあなたのことが大好きだよ」というメッセージを、送ってあげてください。

一昔前のある地域では、悪さをした子どものお尻を抱えて「この宝物!」といいながら叩いたのだそうです。悪いことは叱る、でも人間そのものを否定することはしない、愛のある叱り方だと思いませんか?

弟妹に優しくできずに怒った顔で落ち込んでいる子には「さっきは頭にきちゃったんだね。でもちょっとやりすぎちゃったね?」と気持ちを代弁してあげてください。

 

■ママ自身の自己肯定感はどうですか?

「平和で穏やかな気持ちのときは優しくできる」と先述したとおり、それは子どものみならず大人にも当てはまります。

もしかしたらご自分が「もっといいママになりたい」と思ってはいないでしょうか? 子どもたちはそんなことを望んではいません。すぐそこにママがいる、それ以上の幸せはないのです。

思い当たる節があるママは、まずはお子さんより先にご自分へ優しくしてあげてください。

子どもたちに怒ってしまったら「さっきは怒りすぎたな。夜寝るときは特別にいつもより多く本を読んであげよう」とか、「でも毎日ご飯を作ってえらいよね、わたし」なんていう感じで、どうぞ自分を許してあげてくださいね。

 

いかがでしたか?

子どもは親の、特に母親の鏡です。それはもう驚くほど。

かつては筆者も罪悪感で苦しめられていました。もっといい母親だったらこの子達ももっといい子になっていたかもしれない。そんな考えに泥沼のようにはまっていた時期があります。

それはもしかしたら自分自身に優しく出来ていないときかもしれません。そんなときはまずご自分を優先してくださいね! ママが笑顔でいることが、子どもにとって何よりの幸せなのですから。

 

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【著者略歴】

mica・・・現代美術ギャラリー勤務時に夫と出会い半年で結婚、渡米。アメリカで年子姉妹を産み帰国。その後日本で3女と長男を自宅出産。現在は夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住。 長女の不登校や苦しい罪悪感だらけの子育てを経て、今では自然体でこどもと接することが出来るようになった自身の経験を活かし、子育てアドバイザーの資格を取得。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!

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