「他人に迷惑かけない子」なんていない!? 子どもを注意された時の上手な対応術

電車やバスなど公共の場、レストランやカフェなど食事をする場。エネルギーの溢れる子どもたちにとっては、どこもとても窮屈です。それでもマナーは教えなければいけないのは親の責任。

子育ての“許容範囲”は親によってそれぞれ違います。ここまではいいだろうと遠くから見守っていた我が子の行為を他人からたしなめられたとき、あなたはどんな対応をしますか?

今回は四児の母であり子育てアドバイザーでもある筆者が、そんなときに親が“落ち着いて対応するための心の持ちよう”を提案します。

 

■本当に「他人に迷惑をかけてはいけない」の?

どんな子どもに育てたいかという質問に対して「他人に迷惑だけはかけないように」という回答がありますが、そんなことができるのでしょうか? 

子どもは元々一人では何も出来ないのが当たり前。大人達が愛情を注ぎ、可愛がってサポートすることによりだんだんと成長していくものです。

大人になってからも一人で生きられる人はいません。上記の回答通りに子どもが育つことは、ほぼ不可能と言っていいでしょう。

 

■「人それぞれの境界」は経験で学ぶもの

子どもが、親以外の誰かに自分の行為が間違っていることを伝えられた時に、驚いたり、悲しんだり、怒ったりするのはとても自然な感情の動きです。

怒りや悲しみの感情を経験すると同時に、子どもは“感覚の違いや人それぞれの境界”があることを学んでいます。

そして親にとっても、我が子が誰かに厳しく指摘されるのは決していい気持ちではありません。それでも「今この子は大事なことを教えてもらっている」と思い、我が子の大事な経験を見守ってはどうでしょうか。

そうすれば素直な気持ちから相手に対して“謝罪”や“感謝”の言葉が出て来ますし、そういう親の姿を子どもはちゃんと見ているでしょう。

 

■人に任せる勇気が必要!

世の中の人は全て子どもたちにとって“先生”です。子どもだけでなく、大人にとってもそうですね。

“迷惑をかけないように”とママが必死で子どもたちを怒るより、深呼吸して力を抜いて世の中にお任せしてみてはどうでしょうか。子どもたちと一緒に怒られたり謝ったり、そんな親の誠実な背中こそが、子どもたちを素直にたくましく育てます。

 

いかがでしたか?

「他人に迷惑をかけてはいけない」と、自由奔放な子どもを窮屈に育ててはいませんか。

現代の世の中はちょっと偏狭で意地悪かもしれません。でも、親の気持ちの持ちようと働きかけで、世の中は親にとっても子にとっても、学べる“いい先生”になるでしょう。

 

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【著者略歴】

mica・・・現代美術ギャラリー勤務時に夫と出会い半年で結婚、渡米。アメリカで年子姉妹を産み帰国。その後日本で3女と長男を自宅出産。現在は夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住。 長女の不登校や苦しい罪悪感だらけの子育てを経て、今では自然体でこどもと接することが出来るようになった自身の経験を活かし、子育てアドバイザーの資格を取得。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!

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