もしかして見た目で判断してない?つい責めがちな他人のこんな行動5つ

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表に出ている人の行動、目にする現象。“なぜ、その行動をとるのか”の本当のところはその当人ではないとわかりませんよね。

場合によっては、あなたの思い込みが相手を予想外に傷つけてしまうことだってあります。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が見た目が同じだけれど意味が違うこと、についてお話ししたいと思います。

 

■ついつい責めがち!? 他人のこんな行動5つ

(1)大きな子どもをバギーに乗せる親

もう4歳児くらいなのにバギーに乗っている子ども。

「甘やかしている!」と感じたのでしょうか。見知らぬお節介おばさんが「まあ、もう大きいのにまだベビーカーに乗っているの?立派なあんよがあるんだからママを困らせないで歩きましょうね」と言いました。

実はこの子は心臓が悪く、長く歩くことができませんでした。車椅子にはしたくなかったので移動手段はベビーカーにとママが考えたのですが、この言葉に深く傷ついた親子でした。

また、骨折をしたため、まだ松葉杖が使えない子どもをベビーカーに乗せていることだってありますよね。

 

(2)朝のラッシュ時にベビーカーを使う人

朝のラッシュ時にベビーカーで乗り込んでくる親子。赤ちゃんにも危険がいっぱい、密室の中で大泣きされたら大変です。

「時間をずらしたり、タクシーなど他の交通手段を使うなど、なんで工夫しないんだろう?」とつい思ってしまいますよね。

でも、ひょっとしたら勤めている会社に時間短縮勤務の制度もなく、また近所の保育園は定員いっぱいで断られ、仕方なく都心の職場近くの保育所に預けるためママと一緒に混雑時に乗車しているのかもしれません。

 

(3)ウロウロと落ち着きがない子

保育参観日、先生が紙芝居しているのにも関わらず教室を飛び出したり、先生の前をウロウロしたり、紙芝居が見えず他の子ども達の集中を阻害しています。また思い通りにならないとすぐにキレて友達を噛んだり叩いたりの暴れっぷり。

「あの子のママ、躾ができていないわね」と眉をしかめたくなるのも無理はありません。

でも、多動性が激しい子どもの中には発達障害の一つである“注意欠陥/多動性障害(AD/HD)”なのかもしれません。これは家庭の躾の仕方や親の育て方が原因ではなく、生まれつきの脳の機能障害なのです。

 

(4)食べ物を持ち込むママ

食物アレルギーの子を持つママ、子どもを想ってアレルゲンを含まない手作りクッキーを持ち歩いています。ファミレスに行っても持ち込みの手作りおかず。

それを知らないママは「そんなに神経質に育てていると子どもがタフにならないわよ」と言いました。

 

(5)やたら甘える子ども

下の子が生まれて寂しい思いをしている上の子。外れていたオムツが復活してしまったり、哺乳瓶でミルクを飲みたがったり赤ちゃん返り。でもそれをきちんと園側に伝えていなかったママ。

子どもは保育園で0歳児に戻る赤ちゃん返りをする代わりに、わざと友達に噛みついて先生に叱られることで自分だけに先生の注意を引こうと、あれやこれや悪事を働きます。

事情を理解していない保育士はこの子は家庭の躾がなっていないから要注意と思い、「なんでお友達に嫌なことばかりするの」と叱ります。周りのお友達も「いつも悪さばかりしている子」と白い眼で見るようになります。

 

いかがでしたか?

このように“見た目がおかしい”と感じても人にはそうなっている事情がそれぞれあります。ついつい目に見える現象に人は振り回されてしまうものですが、一歩下がって「なぜこの人はこんな行動をとるのか?」と考えてみることが大切です。大人になって人間関係を作っていく上でも大事な視点だと思います。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

【画像】

※ shutterstock

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