「弟ばっかりズルい!」兄弟仲良く育てるにはどうすればイイ?

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年の近い兄弟がいると、2人分の面倒を見るママはとっても大変ですよね。そんな時、「せめて上の子にはしっかりしてほしい」という思いから、上の子にはついつい厳しくしてしまいがちです。

しかし、上の子に厳しくしずぎることで、兄弟の間に深い溝を作ってしまうこともあるんですよ。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、上の子にばかり厳しくすることの危険性と、兄弟を平等に育てるコツについてお話しします。

 

■厳しすぎると上の子は優しくなれない

上の子は下の子が生まれた途端、いろいろなことを我慢させられます。

少しなら仕方ないのですが、「もうお兄ちゃんになったんだから」という理由で、何でもかんでも我慢させられると、上の子は下の子に対して「自分の自由を奪い、ママを独り占めする恨めしい存在だ」と思うようになってしまいます。

この時、赤ちゃん返りをして親を困らせるタイプの子はわかりやすいのですが、自分の感情をあまり表に出さないタイプの子は特に注意が必要です。

「本当は甘えたいけど、悪い子でいたらママに嫌われてしまうかもしれない」。その気持ちから、評価されたい一心で“いい子”を演じます。

しかし、その結果ストレスがたまり、親の見ていないところで下の子をいじめたり、保育園で赤ちゃん返りをしたりします。。

上の子は親に優しくされることで、初めて下の子に優しくできるものです。

表面的にはわがままを言わない“いい子”に見えても、上の子は心中は穏やかではないことを頭の片隅に入れておきましょう。

 

■下の子はどんどん世渡り上手に

上の子が厳しくされ、叱られている姿を毎日見ている下の子は、上の子を敬うどころかバカにするようになります。そして、上の子が厳しくされている様子から、親に上手く取り繕う術を身に付けます。1人目よりも2人目、2人目よりも3番目の子が要領よく、世渡り上手なのは、きっと偶然ではありません。

子どもが増えていくと、親はどうしても上には厳しく、下には放任になりがちです。もちろん、子どもはそれぞれ違う人間ですから生まれ持った気質もあります。しかし、育て方による影響はかなりあると言えるでしょう。

要領が良いことは悪いことではないのですが、上の子が損をしてばかりいると幼児期に良好な兄弟の関係が築けなくなります。兄弟は親の亡き後も身内として助け合って生きていくものです。幼児に関係性をうまく築いておかないと、後々良くない影響を及ぼすことになるかもしれません。

 

■兄弟を平等に扱うコツとは

では、どのようにすれば兄弟を平等に育てることができるのでしょうか?

一番いけないことは、上の子に「ママは下の子のほうが大切なんだ」と思わせてしまうことです。そうならないためには、上の子をお兄さん、お姉さん扱いして尊重してあげましょう。

「お兄ちゃんで身体も大きいから弟より沢山おやつ食べてもいい」とか、「お兄ちゃんだから少し高価な玩具を買ってもらえる」など、大きくなったことのメリットを与えるのです。

また、下の子にばかり合わせるのもいけません。例えば、下の子を抱っこしたまま絵本の読み聞かせをしてしまうと、読んでいる最中、下の子が次々とページをめくり妨害したりします。話がいつも中断してしまい、上の子はつまらないですよね。

本の内容も、下の子に合わせて赤ちゃん向けの絵本ばかりになると、上の子は辛い思いをします。上の子には上の子に合わせた絵本を読んであげましょう。

 

いかがでしたか?

下の子は放っておいても手がかかるもの。自動的に接する時間も長くなります。だからこそ、意識的に下の子よりも上の子に構うことで、平等になるように心掛けていきましょうね。

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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