泣く子は問題ナシ!? 保育園に預ける時の「上手な別れ方」

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4月に晴れて職場復帰したママ、そして大好きなママの元を離れ、初めて保育園での集団生活をスタートする子ども。

保育園での別れ際、ママが職場へ向かう気持ちとは反対に、昆虫のようにママの服に手と足を引っ掻け、しがみ付いて泣いて離れない子どもを目にします。

こんな時、ふといつものママに戻って「子どもを犠牲にしてまで働く意味はあるのかな…」なんて思ってしまいますよね。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が保育園での子どもとの上手な別れ方とママの気持ちの切り替え術について、お話ししたいと思います。

 

■「泣く」のはイイこと!?

別れ際、まるでこの世の終わりのように悲しそうに号泣する子ども。

これはママが好きだから、ずっと一緒にいたいから泣くのです。親子の絆はそれほど強いのです。

集団生活の保育園ではおもちゃも自分の思い通りには使えず、口に合わないおやつや給食が出されることもあり、先生を一人占めすることもできない、何かと我慢を強いられます。

でも、怒ってばかりのママで、家庭はくつろげないと感じ、保育園の方が天国!と喜んでいる子の方がむしろ問題です。

たまにこんな子がいます。ママの前では緊張して“借りてきた猫”のように縮こまっているけれども、保育園では家庭でのストレスを放つように、友達に意地悪したり暴れているような子ども。これこそ大問題です。

反対に、保育園ではいい子なのに家ではわがまま放題の子。こちらの方が健全な家庭に育っている証拠と言えます。ママの前ではリラックスして自己主張できているのですから全く心配はいりません。

ですから、別れ際に「ママと一緒にお家で過ごしたい」と泣くことは当たり前のことと捉え、子どもの気持ちを受け止めてあげた上で「ママもお仕事がんばるから、○○ちゃんもがんばろうね!」と元気にお別れをしましょう。

 

■自分のした決断を後悔しない

将来のことを考えてキャリアを持続するために産休明けから仕事復帰をする人、経済的に夫の給料だけでは生活できないから働く人など保育園に預ける家庭の事情は様々です。

でもどんな理由であれ、あなたが「働く」と決めて保育園に預ける道を選んだのならば「辛い」とか「子どもが可哀想」と思うのはやめましょう。

別れ際の子どもの泣き顔が脳裏に浮かび、仕事中も気持ちの切り替えができず、「私の選択が間違っていたのかも…」なんて感じながら仕事をしては、せっかくの仕事もはかどりません。

もし、ママも子どももどうしても辛かったら仕事を辞めて保育園に預けないのも一つの選択です。でも、家庭に入ることを選んだのなら「この子さえいなかったら働けたのに」と思わないことです。

 全ては自分で決めた決断を自分で受けいれて前に進むことが大切です。

 

■子どもとの上手な別れ方

子どもはママと一緒にいたいから泣きます。ママがいつまでも保育園の入り口でオロオロしていると「僕が泣けば仕事を休んでお家に連れて帰ってくれる」なんて期待をしてしまうのです。

こんな時はサッサと子どもを預けて潔く立ち去った方がいいです。子どもが泣いて園に迷惑なんてかけません。保育士は泣いている子どもを楽しく過ごさせるプロなのですから、プロにお任せしましょう。

実際、子どもはママの姿が見えなくなると数分は泣いていますが、あとは案外ケロッとしているもの。入園した4月初めはわんわん泣いていた子も、次第に園のリズムに慣れてお友達とも仲良く遊ぶようになります。

ただし、一旦泣くことが治まっても週末明けの月曜日やGWなどの大型連休、お盆休み明けはまた泣く子もいるでしょう。でも、家にいる日数が多ければぐずるのは自然なことと思って、また園の生活に慣らしていきましょう。

 

いかがでしたか?

もしいつまでたっても泣く時間が変わらず、保育園に行くことをひどく嫌がった場合は、ママとの別れより、友達からの苛めだったり、先生の対応の悪さが原因だったりする場合もあります。

その場合は一度面談を申し込んでみるとよいでしょう。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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