「今日楽しかった?」はNG!? 新学期に言いがちだけど逆効果な親のワード3つ

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4月になり新年度がスタートしました。入園式、入学式を迎えたり、クラス替えがあったりして、新しい担任の先生やクラスメートとの出会いの季節ですね。

親としては、新しい環境に馴染めているのか心配ですから、いろいろな話が聞きたいものです。しかし、子どもが困るような質問をしては元も子もありません。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が新学期に言ってしまいがちな3つのNGワードについてお話ししたいと思います。

 

1:今日は楽しかった?

園や学校から帰ってきた子どもに、「今日はどうだった?楽しかった?」と聞いていませんか?

ついつい言ってしまいがちなこの言葉ですが、実は誘導尋問なのです。

「こう答えてほしい」という一つの選択肢しか提示しない質問には答えようがありませんから、子どもは「うん、楽しかった」とオウム返ししかできません。

たとえ、「楽しかった? それとも、楽しくなかった?」という二択にしたところで、質問をする時のママの顔つきや声のトーンが「楽しかった」としか答えさせてくれない場合もあります。

子どもは緊張感いっぱいの新しい環境の中で過ごしてきたのです。家に帰ってきてホッした途端、矢継ぎ早に感想を聞かれてしまうと、「ちょっとゆっくりさせてよ」と思ってしまいます。

まずは「お疲れ様。さあ、おやつにしましょう」と言って、くつろがせてあげましょう。そうすると、子どものほうから「今日はこんなことがあって、楽しかった」と、具体的に話してくれますよ。

 

■2:新しい先生はどう?

新しい担任がどんな人なのか、親としてはとても気になりますよね。 だからといって、先生について根掘り葉掘り聞くのはやめましょう。

もし、子どもが「前の先生の方が優しくてよかった」と答えたら、親としては微妙な気持ちになってしまいますよね。

そんなママの気持ちを子どもは見逃しません。そして、ママが持つ新しい担任のマイナスイメージが伝染し、子どもは「明日から行くの嫌だなあ」なんて思うようになってしまいます。

 

■3:今日から小学校なんだから●●しちゃダメ

3月31日から一晩明けると学年が1つ上がります。しかし、それは暦の上の話であって、子どもが急に成長するわけではありません。

何か新しいことを習慣づけるきっかけとして、学年の変わり目は使いやすいものですが、「今日から年少さんなので食べ物を残してはいけません」と苦痛を伴う課題や否定的な言い方は避けた方がいいです。子どもにしてみれば今まで許されていたことをある日をきっかけに急に求められても対応できません。

使うときは「今日から年少さんなので食べ終えた食器は下げましょう」といった、課題づくりや肯定的な言い方に留めましょう。

 

いかがでしたか?

どれも、つい言ってしまいがちなことばかりですが、新年度の緊張感をほぐすことも親の大切な役割です。

帰宅したらまずゆっくりくつろがせてあげることで、より早く新しい環境に慣れていきますよ。

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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