無自覚だから怖い!頑張りママほど陥る「毒親問題」断ち切る2つのポイント

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オムツの変え方、母乳のやり方、沐浴のさせ方は助産師さんなどから具体的に教わりますが、子どもの褒め方や叱り方などの“しつけの仕方”については習う機会がほとんどありません。そのため、育児書やネットで情報仕入れながら、手探り状態で行っているという方がほとんどではないでしょうか。

でも、実は子どもが生まれるよりもずっと前に私たちは“しつけの仕方”を教わっています。その先生はあなたを育ててきた親です。

あなたが迷いながら行っている、我が子への関わり方は、あなたの親があなたにしてきた子育てそのものだったりします。

子ども時代に素晴らしい環境だったという場合はよいのですが、そうでなかった場合はどうしたらいいのでしょうか。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が負の子育てを引き継がないために注意すべきことについてお話します。

 

負の子育てが連鎖する理由は?

わがままを言って泣いたら叩かれたり、食べ物の好き嫌いをすると部屋に閉じ込められたり。あるがままの自分を受け入れてもらえず、親の意に沿うことしか認められなかったつらい記憶はありませんか?

こんな悲しい思いを自分の子どもにはさせたくありませんよね。

たとえ身体的に虐待を受けていなくても、親から褒められたり、認められた経験が乏しいと、子どもは人を褒めたり、認めたりすることが難しくなります。そんな風に育った子どもが親になり、「我が子のどこを褒めたらいいのかわからない」「短所は簡単に見つかるのに、長所が見つけられない」という悩みを持つことも少なくありません。

このように、子育ての仕方は脳の奥深くにしっかりと植えつけられているのです。無意識のままでいると、知らず知らずのうちに負の子育てを連鎖させてしまうことになるのです。

しかし、今から子ども時代をやり直すわけにはいきません。自分が良い子育てを経験していない場合はどうしたら良いのでしょうか?

 

■“毒親”にならないための意識改革2つ

子育てに限らず、自分が体験していないことを教えることは非常に難しいものです。自分に沁み付いてしまった子育ての仕方を変えるためには、相当な意識改革が必要です。

その際に心に止めていただきたい2つのポイントがあります。

(1)自分の親を反面教師にしない

一見矛盾しているように思えますが、「子どもには自分のような思いをしてほしくない」という思いが募ると、「だから、子どもにはこうなってほしい」と思うようになります。

自分の親を反面教師にしようとすればするほど、子どもやることなすことに口や手を出し、過干渉になるものです。そして、いつしか子どもをコントロールしようとするように……。

これでは、負の子育ての連鎖を断ち切ることはできません。

(2)子どもの人生は子どものもの

「親のせいでやりたいことができなかった」という気持ちが強いと、「自分ができなかったことをたくさんさせてあげたい」と考えてしまいがちです。しかし、その気持ちがかえって子どもを苦しめることになるのです。

よくある例の一つが、「子どもの頃にやらせてもらえなかった習い事を、自分の子どもにはさせてあげたい」というものです。

親としては、自分ができなかったことをさせてあげているつもりかもしれませんが、子どもがその習い事をしたいとは限りません。結果的には「子どもを自分の思う通りの人間に育て上げたい」という思いが生まれてしまっているのです。

子どもはあなたの夢を叶えるためにこの世に生まれてきたのではありません。子どもの人生は子どものものです。

 

いかがでしたか。

自分の中に染みついた考え方を変えるには、全く違う家庭環境で育ったママ友と付き合ってみることも効果的です。思いもよらない考え方や育児の仕方に触れると、その影響を受けて自分も変わっていくものですよ。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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