7,500人以上教えた専門家が回答!「子どもにゲームは禁止すべきですか?」

メーカーがあの手この手で、子どもから大人までが夢中になるように改良しているゲーム機。わが子が「ゲームに夢中になるなんてまだまだ先のこと」なんて思っていませんか? でも、早い家庭で幼児期から、さらに小学生になったら流行のゲームに誘惑される時期が訪れるものと覚悟していた方がよいでしょう。

さて、あなたはわが子にゲームを“許す派”ですか? それとも”禁止派“ですか? 筆者はやみくもに禁止する必要はないと考えていて、ゲームは親の仕切りによっては子どものしつけに有効活用させることが出来るツールとも考えています。

今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が子どもにゲームを通じて“ルールを学んで時間管理を身につける”話しをお伝えします。

 

■ゲームは「時間管理術」を教えるのに最適!?

何にでも興味を持ち始め、周りの友達がゲームを持ち始めると「ゲームやりたいな。買ってほしいな。」と思うのは当たり前の気持ちです。

4歳、5歳になって友達の家を行き来するようになり、そこにゲームがあったら友達と一緒になって夢中でゲームをするでしょう。小学生になって「友達の家に行って遊んでくる」と言っても、そこにいる仲間は皆で一緒に遊んでいる訳ではなく、個々に黙々とゲームをしている……。こんな光景はよくあります。

子どもはゲームを際限なく与えられると、ご飯も食べず、寝る時間を惜しんで1日何時間でも夢中になってやります。時間感覚が分からなくなり、ゲーム優先の日常生活になると依存症の恐れもでてきますから、親の関与は絶対必要。

しかし、それだけ子どもがハマるものだからこそ、これをしつけツールに使えば子どもへのインパクトも大きいことを逆手にとってしまいましょう。

各家庭で“ゲームは1日1時間”などルールを決め、もし1時間以上やりたがった場合は翌日の時間を回して、翌日のゲームは出来ない、と決めることが大事です。こうすることで幼児期から“自分で時間管理が出来るようになる”という副産物が生まれます。

もし「○○ちゃんの家は何時間でもゲームやっていいんだよ」「食事中もゲームしているんだよ」と他の家のことを言ってきたら「うちはうち、よそはよそ」ときっぱりと言いましょう。

 

■極端に禁止し過ぎて必要な経験を奪っていませんか?

ゲームに限らず、親の考えで何かを“制限”するのは長い目でみて得策と言えないことが実は多いです。

例えば、「虫歯になり身体にも悪いので、甘いお菓子や着色料を使ったお菓子は禁止!」「添加物は排除して全て自然食品」「趣味のいい服装をさせたいから、子どもがどんなに欲しがってもキャラクターの服を着せない」など、どれもこれも、極端に親が禁止してしまうと、子どもの「~したい」ういう欲求を奪ってしまします。

小さいうちにしたい気持ちや希望を極端に我慢をさせるとどうなるでしょうか。友達の家で出された大量のスナック菓子に飛びついたり、思春期になって幼いうちに満たされなかった欲求を満たすため、そして親への反発からか親が眉間に皺を寄せるような服装や髪型にすることもあります。

何事もさじ加減が大事です。一切禁止するのではなく、ゲームと同様にルールを作り、たまには甘いお菓子や色付きのお菓子、キャラクターが書いてある洋服を買ってあげてもいいのではないでしょうか。

親の理想を追い求めて、喜びや楽しみが減ったらそのほうが子どもに悪い影響を及ぼすこともありますよ。 

 

いかがでしたか。

親の理想を追い求め過ぎて、子どもの楽しみを奪ってはいけませんよね。

例えば、ゲームを通して友達との共通の話題で盛り上がることも出来ますし、攻略本を手にして今まで文章を読むことに興味を持てなかった子どもが、ゲームをクリアするために必死に活字を読もうとして読書するようになったりします。

極端に禁止したり、制限かけずに許すのではなく、一定のルールを作ることがママの役割ですよ。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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