「ひらがな」を書かせる前にやっておくべき大切なこと4つ

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ママ友の子どもが元気な声で文字を読み、更にお手紙まで書いている。そんな光景を横目に「うちの子、まだ字が書けない……」とあせるママ。

こんな時、すかさず紙に名前を書いて覚えさせたり、幼児教材を申し込んでみたりしてませんか?

実はその前に、ママがしておくべき大切なことがあります。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、ひらがなを書かせる前にやっておくべきことをお話ししたいと思います。

 

■「ひらがな」を書かせる前にすべき4つの大切なこと

(1)“読めている”かを確認する

これは筆者の経験です。

ある子どもが「あ、あ、あ、…」と文字を紙に書いて練習していました。

そこで筆者が「これなんて読むの?」と聞いたら、その子どもは「えぇと…わからない」と答えました。

その文字がなんと読むのかわからないまま、ただ図形を写している状態、絵を描いているのと同じ感覚だったのでしょう。

読めていない字を書かせても意味がありません。絵を描いているのと同じことになっているからです。

ひらがなを書ける大前提として“読めている”ことがとても重要なのです。

そのために、ひらがな表をリビングの壁やお風呂に貼ったり、絵本の読み聞かせを通じてひらがな46文字を読めるようにしておくとよいでしょう。

 

(2)鉛筆の持ち方を教える

文字は何回も書いているうちに、手先の細かい神経や筋肉が発達してきてそのうち上手く書けるようになります。まだ小さいうちは、お化けのような文字を書いていた子も成長と共に整った文字を書くようになります。

これに対して、鉛筆の持ち方はいったん間違って覚えてしまうと一生もので直らなかったりします。そのうちに正しく持つようにはならないのです。間違った持ち方をほっておくとずっと間違えたままになってしまうので、ママが気にかけて正してあげることが大切です。

 

(3)文字の筆順をチェックする

ひらがなの“も”。あなたはどんな筆順で書いていますか?

正しくは「し」を先に書いてから横棒2本です。カタカナの“モ”は2本の横棒から書き始めます。

でも実際、大人でも30パーセントくらいの人がカタカナの“モ”と同じように横棒から書いてしまっています。きっと幼い頃に誰からも直されることなくそのまま大きくなってしまったのでしょう。

筆順も鉛筆の間違った持ち方と同じで、いったん覚えてしまうと一生もので直らなかったりします。

ママはひらがなドリルを買い与えただけで安心してしまいますが、子ども一人で勝手にやらせていると、縦棒を下から書いたり、横棒を右から書いたり、塗り絵のように塗ったりメチャクチャに書いていたりします。

子どもが書いている最中、ママが横について見ていない限り、果たして筆順を正しく書いていたかどうか定かではありませんよね。

知らないうちに誤った筆順がドンドン身に付いてしまうので、もしひらがなを教えようと思ったら、最初は必ず親がついてやらせましょう。

 

(4)基礎練習をさせる

ピアノはいきなり弾かせるのではなく、指を自由に動かすためのストレッチが大切だったりします。プロゴルファーもプロスケーターも技術はもちろん大切ですが、それよりも大事なのは基礎体力をつける運動だったりします。そのために体操をしたり、マラソンをして持久力をつけていたりします。

文字だって、クレヨンを持って色んな方向から曲線や直線を書いていくことで文字のパーツの書き方を覚えていきます。折り紙を使って飛行機を作ったり、ハサミで切ったりする。そんな体験を通して手先が器用になってきます。幼児期に、ひらがなを書ける土台を教えていくことが大切です。

 

いかがでしたか?

ママがひらがなを書かせることを優先するあまり、読めない、筆順が間違っていても、鉛筆の持ち方がおかしい子どもに育ってしまいます。

まずは周りと比較して焦らず、じっくりと土台を築いて行きましょうね。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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