「お片付けをする子」に育てるためにママが見直すべき5つの習慣

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家はゴミ屋敷寸前のスラム化。ママ自身が片付けが苦手、散らかっているから掃除もできない。そしてそんな時の救世主に!とお掃除ロボットを買っても、床に散乱したコード類に引っかかって止まってしまうので宝の持ち腐れに……。

子育てに忙しいママが部屋をきれいに保つことは大変なのは分かりますが、子は親をみて育ちます。片づけができない子にはしたくないですよね?

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子がお片付けをする子に育てるためのママが見直すべき習慣をお話ししたいと思います。

 

■お片付けをする子に育てるママの5つの習慣

(1)具体的な指示出し

あなたは子どもにこんなこと言ってませんか?

「おもちゃを片付けて」「散らかさないで」

実はこれはNG。

全部、曖昧な指示で、子どもには抽象的な表現となり、具体的にどう動いてよいのかわかりません。

例えば、こんな風に言ってみてはどうでしょうか?

「ブロックはバラバラにしてブロックの箱に入れてね」

「ぬいぐるみはあそこの人形箱へ入れてきてくれる?」

「絵本は向きをこうして揃えて本棚へ入れてみて」

「大きいものから順に上に重ねようね」

この方が断然わかり易いです。

 

(2)視覚に訴える

人間の脳は耳だけ訴えても印象が残りません。会議でも重要なことをパワーポイントで説明したり、学校の先生が大事なことを黒板に書くでしょう。目にも耳にも同時に訴えて印象付けようとしているのです。

ですから、散らかしている子に「片付けなさい」と耳元で何度言っても、ママの小言は左耳から右へ抜けていきます。音は出た瞬間消えていくからです。

でも文字や写真はそこにずっと留まっています。

「遊んだら片付けよう」と標語のように貼り紙をしたり、ぬいぐるみの箱にはぬいぐるみ、積木の箱には積木、電車・ミニカーの入れ物には乗り物の写真や絵を貼っておくと子どもの視覚に訴えることができます。

 

(3)性悪説・命令形をやめる

子どもに「ちゃんとお片付けしたの?」はやめましょう。

「片付けていないに違いない」と最初から疑っている性悪説になってしまうからです。やる気が起こるどころか反発したくなります。その他「宿題やったの?」「手洗ったの?」も疑いの言葉となり、やめた方がよいでしょう。

「片付けよう」や「片付けてくれる?」がベターです。

また、「いつもおもちゃを片付けて、おりこうさんだね」と言ってあげましょう。

公衆トイレに「汚く使うな」と書いてあるとカチンときますよね。でも「綺麗に使いましょう」とか「いつも、綺麗に使っていただいてありがとうございます」と書いてあると気分よく後始末したくなります、これと同じです。

 

(4)親が手を出さない

「片付けなさい。もう保育園に行く時間よ」と叱っても片付ける気配がなかったら「今日は保育園お休みするしかないね」とか「じゃあ、ママは先に行くね」と言って、玄関を出て行くフリをしましょう。慌てて片付けるハズです。

口うるさく言いながらも最終的にママがやってしまうと、「僕が片付けなくてもママが片付けてくれる」と学習してしまいます。口先だけではなく指示したことは絶対にやらせましょう。

 

(5)モデルルームにしない

子どもが普段目にしている環境って大事です。家が綺麗に整理整頓されていることはよいことです。

でも、モデルルームのような家を保っている綺麗好きのママは、汚い状態を我慢できません。だからつい自分が全部やってしまいます。子どもの保育園バックの整理整頓も親がやってしまいます。すると子どもは自分では何もやらなくなります。

ママの目が届かない幼稚園や学校のロッカー、机の中からはカビたパンや髪の毛がからまった輪ゴム、干からびた粘土類がどっさり出てくる、なんてことに……。

これはやり過ぎている親のせいです。

 

いかがでしたか?

子どもが自然とお片付けをする子に育つようにするためにも、まずはママの普段の習慣を見直すことから始めましょう。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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