アナタは言ってない?つい言いがちだけど「子どもが傷ついている」親のNGワードとは

他人から「まあ、しっかりしたお利口なお子さんだこと」と褒められたら嬉しいですよね。でも、心の中で喜んでいても「いえいえ、家では我儘で困っているんですよ」と少しはにかんで答えたりしませんか?

“謙遜の美徳”や“謙る文化”があなたの心の中に根付いているのでしょう。でも、実はママの言葉をそばで聞いている子どもはとっても傷ついているんですよ。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が親馬鹿のススメをお話ししたいと思います。

 

■他の子より「わが子が一番」可愛い!

生まれたばかりの赤ちゃん。どんな顔の作りでも「絶対に自分の子どもが一番可愛い」って思いますよね。それが子どもにはとてもいい影響を与えているのです。

生まれたばかりの赤ちゃんは人生のスタートで親に愛情をたっぷりかけられて、泣いても喚いても全て受け入れられていると感じることで精神的に安定します。

でも、子どもが段々と成長するにつれ、他のママ友の子と比較して「あれが出来ない、これが出来ない」と短所ばかり拾うようになってしまいます。

3歳になった子どもに「うちの子はなかなかお利口さんだわ」「最近、昔と比べて落ち着いてきたわ」と思っていても、他人に「おりこうさんですね」と言われても「いえいえ、そんなことありませんよ」「落ち着きのない子で」と咄嗟に口から出てしまいます。

親馬鹿と思われたくない、己惚れていると思われたくないと自己防衛してしまう反応なのでしょうか。

でも、子どもからすれば、愛情を注がれていると素直に分かるため親馬鹿っていいことなんですよ。

 

■子どもが傷ついているのに気付いてますか?

人生をスタートしてまだ数年の子どもが相手の心の中を探ったり、その真意を読み取ることは難しいことです。「ママは他人の前で僕のことを悪く言うけれど、それはママの人間関係を良好に保つための生きるすべ」とは到底理解ができません。

言葉をそのまま受け止めて「ああ、僕はこんなに頑張っているのにママは僕のことを悪く言う」と捉えてしまいます。

さらに、子どもが言うことを聞かない時「そんな子はうちの子じゃあありません!○○ちゃんのママにもらってもらおうかな」とつい脅したりしますが、子どもはそれが例え話であるとは思わず「ママに見捨てられたらどうしよう」と恐怖を感じてしまいます。

 

「ベストな答え方」は?

日本には謙遜の文化がありますが、自分の子どもが褒められた場合、「そうでもない」とか「家では我儘し放題なんですよ。外面がいいんですよ」と言わずに、素直に「わあ、嬉しいです。ありがとうございます」と返しましょう。却って、素直で可愛いママとあなたの評価が上がったりしますよ。

 

いかがでしたか。

アメリカ人は他人から褒められたら素直に「ありがとう」と答えます。また、謝罪も自分が悪いと思っていなければ絶対に謝りません。日本では取りあえずこの場を何とかしようと自分が悪くはないのに「すみません」や「ごめんなさい」とよく使います。

これと同じように自分の子どもが褒められたときに“謙遜”して答えるのではなく、親馬鹿になって“褒める”ことも必要ですよ。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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