子どもが「ハズレ先生に当たったときこそアタリ」かもしれない3つの理由

ワクワク、ドキドキの担任発表!

ガガーン、評判がイマイチな先生に当たってしまいました。噂によると“はずれ先生”。

そこで今日は、『はずれ先生にあたった時に読む本』の著者の立石美津子がそのタイプ別対処法についてをお話ししたいと思います。

 

■新人にあたってしまった! 

22歳の新人先生、私、43歳。「自分の娘くらいに若い先生」――。

自己紹介の第一声が「不慣れですけれど」「未熟者ですが」「勉強のつもりで頑張ります」だったら嫌ですよね。「あなたの勉強のために私の子どもが実験台になるの!」と叫びたくなってしまいます。だからと言って「担任を変えてくれ」とは言えません。先生が嫌ならば転園、転校するしかないのです。

でも、「新人=指導力不足」と色眼鏡で見ることはやめましょう。小さい頃から保育園の先生になりたくて懸命に勉強して手に入れた職業でその熱意と愛情はベテランの先生にはないものがあります。

経験がある先生の中には「自分の教育観に縛られる」「自分の子育てを披露したがる」人もいます。これでは子どもは伸びません。

確かに不慣れなところはありますが、どんなベテラン先生だって新人時代はあったはず。「新人を育てているんだ」という温かいエールを送ってみませんか?

 

■連絡帳の文章が短い!字も汚い! 

ワクワクドキドキで開いた連絡帳、ガガーン「大便をしていました」「給食は全部食べました」の一言だけ。 

前の担任は細かい綺麗な字で「今日は○○ちゃんはお散歩で沢山遊んで……」と書いてくれました。「今度の担任はきめ細かくみてくれていないんじゃないか」と不安になってきてしまいますよね。

でもよく考えてみてください。保育中に多くの子ども達を見ながら連絡帳に誤字もなく丁寧に長い文章を書くということは、その時間、子どもを相手にしていないこと「今、連絡帳書いているからあっち行ってて」なんて子どもに言っているかもしれません。

国語や書道の先生で文字を教える訳ではありません。文章が短い、字か汚いだけで「保育者として愛情をかけてくれないのではないか」と思うことはありませんよ。

 

■先生との相性が悪い

子どもは親を選べません。親が“毒親”(=子どもをコントロールし否定的に育てスポイルする親)だった場合、その生まれた境遇を呪ったことがあるかもしれません。

同じように親も担任を選べません。人にはやはり相性がありますから“あたりの先生”だの“はずれの先生”だの一喜一憂してしまいますよね。

しかし、親が「先生とうちの子の相性が最悪」と思っているといずれ子どもにも伝わります。直接的に担任に言葉に出さなくても最終的には「この親子は自分のことを忌み嫌っているな」と伝わります。そうすると子どもには愛情をかけてはくれません。損するのは自分の子どもです。

そんな時は、たとえ心にもなくても口角を精一杯あげた笑顔で「先生にはいつも感謝しております。ありがとうございます」また「うちの子、先生のこと大好きみたいなんです。先生に褒められたらうれしいみたいなんです」と言ってみましょう。

今の状態よりは関係性は必ず修復されていくはずです。人は他者に認められたいものです。先生という職業は何か事が起こった時、クレームを受けたり、先生のせいにされたりする仕事。普通にやっていても特に何も言われないもの。そんな時に親御さんから、たとえ社交辞令であったとしても、感謝の言葉を言われるととても嬉しいものです。

 

いかがでしたか?

早い子でこの世に生まれて半年なのに「この人が担任です」と一方的に押し付けられます。でも、嘆くより“はずれ先生”にあたったときの対策を知っておくほうが得策です。

但し、あなたの価値観で“はずれ先生”と思っているだけで、ひょっとしたら“当たり先生”かもしれませんよ。

 

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【参考】 

「はずれ先生」にあたったとき読む本

立石美津子(2014)『「はずれ先生」にあたったとき読む本』(青春出版社)

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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