もしかして「幸せ自慢」してない?理想のママを捨てるとイイ理由 

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SNSにその日の夕飯や手作りスイーツ、わが子のキャラ弁写真を掲載し、週末になれば話題のスポットでの子どもとのお出かけ写真をアップ。こんなブログを見ると、幸せで毎日が充実している様子が伝わってきます。

スマホがなかった時代、昔だったら知り得なかった各家庭の細かい様子が今では当たり前に公開されています。こんな“よくできたママ”を見ると、なんだかできていない自分を責めたくなることありませんか?

でも、一体理想的なママってどんなママなのでしょうか?

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“良いママなんてならなくていい”理由についてお話ししたいと思います。

 

■SNSで見る世界に振り回されないで

Facebookやブログって、どこか幸せ自慢をしているところがありますよね。

まさか「こんなヒドいお弁当作ってます」「子どもをどこにも連れて行ってやれず、一日中家で引きこもってました」

なんて投稿はしませんね(笑)

でも、ブログを見ている側からすると“良い面”ばかり見せられているので、「みんなそんなにお出かけしているんだあ」と自己嫌悪に陥ってしまうのです。

実際のところは、「ああ疲れた~」とソファに足を投げ出してポテチを食べていたり、店屋物で済ませたり、冷凍食品をお弁当に詰めたりしているのです。

本当のところは家庭に入り込まなくてはわかりません。子どもにキャラ弁作っていても味が濃かったり(写真では味見出来ないのでわかりませんよね)、子どもとは仲良い様子でも、夫婦関係が冷え切っていたりお姑さんとの不仲で悩んでいたり。

もしかしたら家庭で認められない分、SNSを利用して「他人に認めてもらいたい、つながっていたい」といった気持ちが強くでて、良い面ばかりをアピールする人もいるかもしれません。

そのため、表面に出ているコマーシャル的なものだけに振り回されないようにしましょう。

 

■「完璧なママ」は子どもには重たい!?

おやつは無添加手作りクッキー。毎日毎日、弁当を開けるとキャラ弁。手作りの服やバックや小物達。

一見、完璧なママのように思いますが、イコール子どもが喜んでいるということではないのかも……。

添加物ドッサリでもテレビのCMでやっているお菓子を食べたいかもしれません。うさぎやくまのおにぎりよりも、海苔が上にのった海苔弁を食べたいかもしれません。

手作り感満載の小物や服よりも子どもに人気のアニメのキャラが入った既製品を持ちたいかもしれないのです。

でも、ママは自分の中の理想のママ像を目指してまっしぐらで、子どもの本当の気持ちには気づく様子もありません。

そんな蓄積が「ママが重たい……」と子どもに感じさせてしまう要因にもなるのです。

ママもどこかで「しんどい」と悲鳴を上げているはずです。

 

■自分は自分、人は人!他人と比べない

他のママ友のように「仕事・家事・子育て」の3つをこなしていない専業主婦と自らを責めている人もいるかもしれません。中にはキラキラ輝く美人ママと自分を比べては落ち込み、育児にも疲れて鬱状態になっている人もいるかもしれません。

でも、自分は自分、人は人! あるがままを受け入れましょう。「自分のことを好きではいられないママ」に育てられている子どもの方がよっぽど不幸です。ママが笑顔になっていないからです。

必死な形相で疲労感いっぱいで他のママの弁当作りの真似をしたり、週末寝ていたいのに、今話題のスポットにいち早く出かけたり。そんな幸せを“つくる“ことに時間をかけてママ友との見えない競争をするのはもうやめましょう。

「子どもに尽くすのが私の生きがい」「良く出来たママと言われたい!」というのは極めて危険な信号です。

「理想のママ」の物差しを捨てることが「本当の理想のママ」になる第一歩だったりしますよ。

 

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【参考】

立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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※ shutterstock

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