判明!お手伝いする子ほど進学後の「学習到達度」が高い理由

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夕方18時にさしかかる頃、夕食の準備に忙しくしているママの足元に小さな子どもが近寄ってきて「ママ、お手伝いする~」とのオファーが……。

あなたならどうしますか?

“お手伝いしたい”という子どもからの言葉は嬉しいですが、正直なところ手伝ってもらうより自分でやったほうが早いですし、忙しいので「また今度ね~」となってしまうことも多いのでは。

「お手伝いをさせることは大切」とは感じていても、実際の家事にどれだけ子どものお手伝いを取り入れたらいいのかママの悩みどころですよね。

今回はそんなママへ、子どもの健全な成長になぜお手伝いが必要なのかを交えながら、お手伝いを上手にさせるコツをお伝えします。

 

■ “親の忙しさ”がお手伝いがうまく取り入れられない要因だった!?

ミサワホームが行なったお手伝いに関する調査によると、お手伝いをさせない理由1位はやはり「親がやった方が早い」が挙がったそうです……。

お手伝いしてもらいたいと思いながら、忙しいママは“時間的な余裕がない”という現実的な問題もある模様。子どもにお手伝いを頼むと、見届けるためのある程度の時間が必要となりますものね。

また、他の回答に「子どもにとって危険」というのも挙げられました。大人向けに作られた住まいや設備では、食器を洗うのだって背の低い子どもには難しく、さらに時間がかかってしまうもの。

 

■ お手伝いをする子は「学習到達度」が高い!?

「自分がやった方が早いし、子どもには危険」と感じているママも少なくない一方、“家庭での手伝いの時間”と学力には相関関係があると文部科学省はじめ教育系機関では分析しています。実際、東京都・荒川区が行った学力調査によれば日常生活の中で“家庭での手伝い”などの割合が高かった生徒は学業においても到達度が高い傾向があることがわかったそうです。

これは、学習と生活を結びつけて“考える力”を身につけることが学力向上のヒントとなっているようなのです。

おもちゃの片付けや机拭きなど、一見お手伝いに思えないような何気ない作業一つでも、その中に段取りや手順といった作業工程があり、その工程を自分で考える力が育まれます。

こういった“小さなお手伝い“を子どもの頃から覚えさせることが、将来家庭での手伝いを自然とするようになるコツとも言えます。また、子どもが社会に進んだ時にもこの力は仕事面において良い影響を与えるはずです。

 

■年齢別にみるお手伝い

とはいえ、年齢にあわせて子どもの成長をみながらで構わないのです。年齢別にお手伝い例をご紹介します。

【お手伝い開始期:1〜2歳】安全・安心で簡単なお手伝いから覚え始める

→お箸並べ、簡単な調理(こねる、混ぜる)、おもちゃの収納※台所でのお手伝いでは、子どもが立ってちょうどいい高さの椅子やまな板があると安全でしょう。

【お手伝いチャレンジ期:3〜4歳】遊びの一環として楽しみながらお手伝いが増え始める

→食器洗い、洗濯物たたみ、拭き掃除など。

【お手伝い発達期:5〜6歳】火や家電等の高度な道具を使い始める

→火を使う調理、掃除機掛け、お風呂掃除など

【家事分担移行期:7〜8歳】家族の一員として家事分担の役割を持ち始める

→ごはん炊き、食器拭き、ひとりでおつかい

早い子だと2歳半頃から好奇心が旺盛になってきて、色々なことに興味が沸いてくる時期。ママが普段やっている家事をみて「○○ちゃんもお手伝いする!」なんて言うことが多くなってきます。

安全にできるお手伝いを参考にしながらチャレンジさせてあげてくださいね。

 

いかがでしたか?

夕飯の忙しい時間帯には難しい、というママは昼間や休日を利用して“プレお手伝い”を経験させてあげるのも手です。

お菓子作りを一緒にしてみたり、おままごと遊びをしながらお箸の並べ方を教えたり。そうして子どもの発達段階をみながら実際にお手伝いができるようにママがスムーズに誘導し、“考える力“を伸ばしていってあげましょう。将来きっと良い影響がうまれるはずですよ!

 

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【参考】

お手伝い年齢別調査 − ミサワホーム

平成24年度東京都・荒川区 学力調査に関する結果分析シート

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