子どもが親の言うことをコロッと聞くようになる究極の「言い回し」2つ

子どもが言うことを聞いてくれないと、ついつい怒鳴りつけたり、きつく叱ってしまいたくなりますよね。怒ったり、叱るという行為は、短期的には効果的かもしれませんが、長期的に見て得策ではありません。

子どもの心を動かすには、実はもっといい方法があるのです。今日は、コミュニケーションライターの黄本恵子が“子どもの心を動かす言い回し”についてお伝えしていきます。

 

■1:「そうなんだね」

自分の言うことが頭ごなしに否定されたら、腹が立って態度が固くなってしまうのは、大人も子どもも同じです。

子どもにこちらの言うことを聞いてもらいたいなら、まずは子どもの言い分を“受け取る”ことから始めましょう。

子どもが「まだ寝たくない!」「野菜食べたくない!」「お片づけしたくない!」などと言い始めたら、怒ったり叱ったりすのではなく、いったん「そうなんだ」と受け取るのです。

「そうなんだ、まだ寝たくないんだね」

「そう、お野菜食べたくないの」

このように、いったん“YES”で受け取ることで、子どもの心に「自分の言い分が受け止めてもらえた」という喜びが生まれ、その後の態度も柔和になります。こうして、こちら(親)の言い分を聞く隙が心にできるのです。

 

■2:「~になりたいんだったら」

人の心を動かす上で、“相手の立場に身を置いて考える”ということはとても大切です。

少し考えてみてください。魚釣りをするとき、普通、どんなものを針につけて魚をおびき寄せますか?魚の餌(ミミズなど)を針につけますよね。焼肉や刺身やスイーツなど、「自分たちが好きだから」という理由でそれを魚の餌にはしません。

人間の心を動かすときも同じです。自分の都合だけを押し付けても、相手の心は動きません。むしろ、反発を招きます。

子どもの心を動かしたいなら、子どもの立場に身を置いて、「自分が子どもなら、どうやったら○○したがるか?」を考えるのです。

そして、子ども自らが行動したくなるような言葉をかけるのです。

「そうか、まだ寝たくないんだね。でもさ、早く寝ないと、明日からまた保育園でしょう。明日もたくさん運動するのに、早く寝ておかないと、かけっこで○○くんに勝てないかもしれないよ?」

「そうなんだ、お野菜食べたくないんだね。ところで、○○ちゃんの好きなあのタレントさんは、普段からたくさんお野菜食べるって言ってたね。たくさんお野菜食べたら、あのタレントさんみたいに将来キレイになれるかもしれないね」

このように、子どもの立場になって、子どもの頭に「ああなりたい」「こうなりたい」「こうしなければ~できない」というような欲求を生じさせることができれば、怒ったり叱りつけたりすることなく、子どもが自発的に行動するようになります。

 

以上、いかがでしたか?

子どもの心を動かすには、まずは子どもの言い分を受け取り、子どもの立場に身を置いて、子どものメリットになるような提案をするのが大切ということですね。

とはいえ、親も人間ですから、わがままな子どもの言動にイライラして、つい怒ってしまったり、思わず厳しく叱りつけてしまったり、ということはあると思います。そこで、1日10回叱るうちの、たとえば1回、2回だけは叱らず、今日ご紹介した方法を実践してみる、というのはいかがでしょうか?

子どもを怒ったり叱ることで嫌な気持ちがするのは、親も同じですものね。ママのメンタル面もかなり安らぐのではと思います。

 

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【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。  

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