「和」の習い事が子どもにもたらす良い効果6つ

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和文化が海外で賞賛されている話を聞くと、誰しも日本人としてなんだか誇らしく感じるのではないでしょうか? 歌舞伎俳優の海老蔵さんが現在シンガポールで伝統歌舞伎の公演中ですが、海外では歌舞伎はとても人気が高いと聞きます。

そんな和文化を実体験で感じられる和の習い事は、子どもが将来「日本が素敵な国だ」と実感しやすくなり、今注目されています。

「かたくてとっつきにくい」と思っている方も多いと思いますが、実は今、2歳頃からママと一緒に気軽に始められる習い事が増えているのです。

そこで今日は、6歳より琴を始め、11歳で名取を取得した筆者が、子供が“和の習い事をするといい理由6つ”をお伝えします!

 

■1:美しい立ち居振る舞いになる

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 女の子の場合、身のこなしが”おしとやか”になります。また、男の子でも歌舞伎役者のように無駄な動きがない立ち居振る舞いが、普段からできるようになります。

理由は、和の習い事は着物を着る機会が増え、着物特有の所作を教えてもらえるため。お稽古を続けると姿勢が良く、手の所作が綺麗になります。お辞儀の仕方、履物の脱ぎ方や言葉遣いまでママが日常でしている躾が自然と身についていくのです。

 

■2:繊細な表現力がつく

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和文化の表現方法は繊細なので、西洋の習い事にはない表現力が身につきます。

”能”を見ると分かりやすいですが、観客に働きかけるような能動的な表現を最小に抑えることで、逆に観客が自由に想像できるようにしています。

また、和文化は四季の移ろいの中での小さな変化を作品に取り入れます。この繊細な感覚は日本独特であり、これが海外に賞賛される文化である所以の一つなのです。

 

■3:自律心がつく

和楽器や日本舞踊のお稽古では、数時間正座をすることが当たり前。最初はできなくても、自然に忍耐力がついて出来るようになります。

筆者は7歳から琴を始めましたが、それは学校で授業中のお喋りが過ぎて、先生に口にガムテープを貼られるほどの問題児だったため! そんな筆者も数年後には集中力がつき、お喋り癖が治っていきました。

 

■4:外国人に喜ばれる

”和”のスキルがあると外国人に披露するチャンスに恵まれることも。すると想像以上に喜ばれて、日本人であることが誇らしく思えます。

例えば将来、海外と接点がある企業に就職したら、お客様を招いての晩餐会などで、着物で”おもてなし”をすることもあります。筆者も就職面接で和楽器歴を評価されたと共に、入社後晩餐会で海外のお客様への琴演奏などを行い貴重な経験をしました。

海外旅行などに行った際でも、他国の人とコミュニケーションをとる時に日本人ならではの文化を何か披露できるだけで会話も弾み、その後のコミュニケーションに大いに役立つはずです。

 

■5:アイデンティティを確立しやすくなる

あなたのお子さんが、将来海外に住むことがあるかもしれません。でも帰国子女や、海外に長年住む人に共通の悩みとしてよく聞くのが”アイデンティティ”の混乱。

他国文化に馴染みすぎると、精神的に自分のルーツとつながりにくくなってしまうからです。それが和の習い事をすると、日本人らしさ=自分を結びつけやすくなります。

 

■6:多様性を受け入れられる

自分のルーツに根ざした強いコアがあると、”みんな同じがいい”的な日本独特の考え方が緩み、異なる価値観・文化を受け入れられるようになります。

違う価値観とぶつかったときに地に足がついた意見を戦わせ、相互理解ができることは、今後お子さんが成長して国際化社会にたったとき、強いスキルとなるはずです。

 

いかがでしたか?

和楽器が義務教育に組み込まれて久しく、国際人の一人として”和のスキル習得”の必要性はより高まりつつあります。

”伝統の踏襲”などと重々しく考えず、自分の身の回りにある好きな和文化と洋文化を採り入れながら、和洋折衷の”オムライス”のような発想をお子さんにも柔軟にさせてみてください。そして子どもが自分なりの、”和”のエッセンスを採り入れて、海外や異文化の人々と楽しく学ぶ機会をぜひ作ってあげてくださいね!

 

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【筆者略歴】

※ 舞スーリ・・・ 琴発祥の流派である生田流双調会にて、人間国宝の米川文子門下生として、6歳より琴を始め、11歳で名取を取得後芸名・米川文紀舞として数々の演奏会で琴、三味線を演奏。着物・琴と和文化に囲まれて育つ。
グローバル社会で日本人のアイデンティティが求められているため、”和文化の大切さ”を伝えていくことがモットー。

【画像】

坂東寛二郎氏・・・日本舞踊の寛和会、子どもの日本舞踊教室主宰。6才より祖母・坂東喜代花に手ほどきを受け、10才で墨田劇場にて初舞台。8代目坂東三津五郎丈の内弟子を経て現在に至る。

日本人のもつ繊細且つ大胆な感性、美学を後世に伝えるべく舞台出演・演出、東京都港区他で指導を行う。子どもの日本舞踊教室は雑誌『ママガール』などで紹介され、人気!ブログはこちら

Fish Photo ・・・東京都世田谷区のフォトスタジオ。全員親であるカメラマン・デザイナーによる”子どもが希望を持てる社会”への貢献を目指す、人物撮影のプロ集団。世界初のサービス『等身大ベビー写真』は”生まれてきてくれたよかった”気持ちを残すもの。
成長した子どもが写真を見て親の愛を実感し、親も子育ての難しい時期を乗り越えられるようにと想いを込めて始めたサービスで、今人気!社会貢献の一環として、0歳から参加できる子ども向けの水墨画教室なども主催。

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