侮れない!? 「ママ」のいる会社が強い理由

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先日安倍首相が発表し注目されている配偶者控除の見直し問題。15年度以降に本格的なテコ入れが予想されていますが、この問題に限らず、待機児童など制度の改革によって今後ママが社会に進出していく機会は増えていくことでしょう。

ネットや雑誌でママを対象にした様々なアンケートでも、「出産後も働き続けたい」と願うママが8割を超えているものがほとんど。社会復帰を望むママの多さがうかがえます。

でもいざママが働くとなると“時短勤務”など制約があり、「会社に思うように貢献できていない」と感じているママの声を耳にします。

ではどうしたらママが会社にとって“強み”となる人材になるのでしょう?

今日は、実際に結婚、出産を経て、現在2歳になる娘を育てながら現在の会社に再就職をした筆者が、ママの秘めたる能力とその眠っている潜在能力を開花させる秘訣についてお伝えします。

 

■伸びる人の共通点とは

例えば、働いてみたいと思う会社であなたが面接を受けるとします。採用面接で、面接官がどんなポイントを重視してみていると思いますか?

実際筆者も面接官をした経験がありますが、それは学歴以上にその方が面接という限られた時間の中でどう的確にその場に応じたコミュニケーションをしようとしているか、そしてそのゴールに向かって努力する姿勢をみせるか、といった“常に考えて成長し続ける”ポイントを見ています。

会社はただその地位にいることに満足している人よりも、どんなことであれ伸びる人を積極的に採用します。

イチロー選手をはじめ、数多くのプロ野球選手を育てたバッティングコーチとして有名な高畠導宏氏が伸びる人の共通点として挙げた「成功のための7ヶ条」には以下が書かれています。

1.素直であること
2.好奇心旺盛であること
3.忍耐力があり諦めないこと
4.準備を怠らないこと
5.几帳面であること
6.気配りが出来ること
7.夢を持ち目標を高く設定することが出来ること

実務の仕事において、多くはこの7か条がとても重要視されています。

ではこの要素、ママに当てはめてみてみるとどうでしょうか?

 

■結婚、出産、育児を経験したからこそのママの強み

結婚、出産、という人生の大きなイベントを経験し、一人の女性から母になったママは、この時期だけをとってみても大きな成長を遂げていると言ってよいでしょう。

母として子どもを育てる立場として、赤ちゃんに“目を配り”、日々その“準備を行い”、“純粋無垢で素直、そして好奇心旺盛な”子どもと毎日過ごす中で子どもから学び、仕事が遅い夫がいても一人家事や育児をこなす“忍耐力”を身につけ、親族へのお礼など“気配りも怠らず”にママ業をがんばっています。

そんな中で、理由はあれ「社会に出て自分の能力を発揮したい」と“目標設定”をしています。既にママは日々の家事や育児を通して“伸びる人”としての条件を満たしているように思いませんか?

 

■ママが会社を選ぶ時代がやってくる!? 

ママ自身でも気づいていない、ママならではの特性を“強み”としてもつことで、たとえ時短勤務であれ、会社にとっては大きな即戦力となっていくことでしょう。

筆者の経験から言えば、時短勤務というスタイルで働いてみて、限られた時間だからこそどう効率的かつ有意義に仕事をこなしていくかということを常に考え、業務の中から取捨選択しながらチームの成長に必要なことに集中して働くようになりました。
また時短勤務だからこそ、社内を俯瞰でみることができ、課題が見えてくることも。

結婚前は夜遅くまでダラダラと残業し、就業時間が明確でない中で働いていたこともあり、今思えば1時間で終わる仕事も2時間でやっていたように思います。

ママとしてのこれまでの経験から自分なりの成功法則を身につけ独自の“強み”としていけば、会社はそんなママをきっと欲しいと思うはずです。そんなママが今後増えれば会社を選ぶ時代ももうすぐ!? かもしれません。

 

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【参考】

門田 隆将 (2005) 『甲子園への遺言』 (講談社)

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