家庭で「パパがポツン…」な状態を防ぐ処方箋3つ

朝、子どもと一緒に「いってらっしゃい」とパパを見送るけれど、仕事やおつきあいで毎日帰宅が遅く、「おやすみなさい」を言えない日々が続いている家庭も多いかもしれません。

そんな毎日が当たり前になり、ふと気付いたら子どもとママの絆ばかり強くなって、パパはポツンと“蚊帳の外”なんてことは子供のためにも避けたいですよね。 

では、一生懸命働いているパパが家庭で疎外感を感じないために、ママはどんなことができるのでしょうか? 今回は、『子どもを伸ばす「いいね!」の言葉「ダメ!」な言葉』の著者である教育コンサルタントの河村都さんにお話を聞いてきました。

 

■処方箋1:パパがいない時こそパパの話題を出す

「お父さんがいない時、子どもとの会話でお父さんの話題を積極的に出してください。

夕ご飯の時、”今頃パパは会社でお腹を空かせているね”と言えば、子どもは、”パパは働いているから今ここにいないんだ”と想像を巡らせるでしょう。

 他にも、”パパも早くご飯食べたいだろうな。おでんの大根が好きだからとっておいてあげようね”という風にお母さんがお父さんを思いやる気持ちを言葉にすることが大切です。お父さんがいない時こそこうした言葉を子どもに聞かせてください。」

パパが忙しすぎて、子どもが全然なつかず“うちでよく見かける男の人”状態になってしまったという話をよく聞きますが、パパのお話をたくさんしてあげると、子どももパパのことが大好きになるかもしれませんね。

 

 ■処方箋2:パパが頑張って働いてる姿を想像させる

「お父さんがサラリーマンの場合、子どもはお父さんの働いている姿を想像できないものです。そこで、もし子どもに”会社ってどんなところ?”と聞かれたら、会社のことをストーリー仕立てにして伝えるのもいいかもしれませんね。 

”お父さんの会社ではこんな風に机が並んでいてね、お父さんはこの辺に座っていてね、こんな仕事してるんだよ。とっても大変だよね”という風に。すると、子どもも”パパは外で一生懸命働いているんだ”と想像力をかきたてられるかもしれません。 

お父さんに限らず、その場にいないおばあちゃんやおじいちゃんの話題を出すことは、実は子どもにとって大切なことなんです」 

想像力って、大人になってからも人間関係の根幹をなすものだと思いませんか? ママがパパや身近な人への思いやりの言葉を投げかけることで、子どもは誰かの立場にたって、いろんなことを想像するんですね。 

 

■処方箋3:忙しいパパへの不満は子供の前ではガマン

「子育て世代のお父さん達は、働き盛りです。9時から5時までという働き方は難しい方が多いでしょう。お母さんは、お父さんが仕事で遅いことを不満に思うかもしれません。けれど、お父さんだって一生懸命働いているのです。職場で嫌な思いもしているでしょうし、“早く帰りたいよ”と思っているかもしれません。」と河村さん。

ママは、一番身近なパパに「こんなに頑張っているのになんでわかってくれないの!」とグチってしまうこともあるかもしれません。でも、子どもにパパのネガティブな言葉ばかり聞かせていると、子どもがパパを尊敬する気持ちがどんどん減ってしまうそうです。そういった言葉は子どもの前ではグっと我慢して、パパと2人の時間がくるまでとっておいた方がよさそうです。

 

今回は、子どもが忙しいパパを好きになる方法についてお届けしました。

子どもがパパを大好きになると、ママにとってもパパにとってもいいことがたくさん! パパへの思いやりや感謝の気持ちを子どもの前でどんどんオープンにしていきましょう。 

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【参考】

河村都(2014)『子どもを伸ばす「いいね!」の言葉「ダメ!」な言葉』(講談社)

【取材協力】

※ 河村都・・・20代で幼稚園教諭、そしてNHK『おかあさんといっしょ』にお姉さんとしてレギュラー出演。 その後、大学の講師を経て、一般企業において25年間人材教育の責任者、お客様相談室室長などに従事。 この経験から、「幼児期の教育と体験」が人生の原点であることを実感。 「教育の原点に戻りたい」という強い思いで、2007年に『オフィスカワムラ』を設立。

現在、幼稚園・保育園・小学校の保護者や教職員向け講演・研修、 「都メソッド知育遊び」教材開発・インストラクター養成・教室運営等を行っている。

 

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