子どもの本への興味を「台無しにしてしまう」親のNG読み聞かせ3つ

「さあ、今日も絵本の読み聞かせするわよ~」と、ママが張り切って読み聞かせをするも、途中でおもちゃで遊びだす子ども。こんな時って、どうすればいいんでしょう? 一度やり始めたことは最後まできっちりねと教えるべきか、興味がないのなら強要すべきではないかしら?など、悩みどころかと思います。 

そこで今日は、『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』の著者・立石美津子が“読み聞かせの途中で子どもがどこかに行っちゃった時の親の対処法”についてお話したいと思います。

 

■1:「座って聞いてね」と叱ってはいけない

「せっかく読んでいるんだから、ちゃんと最後まで座って聞いていなさい」と叱るのはよくありません。何故なら、きちんとした格好で座っているだけが“子どもが本を聞く”態度ではないからです。ママだって料理を作りながらテレビを見たり、寝っ転がってネットを見たりするでしょ? 

親がしてあげる読み聞かせは“お勉強”ではありません。「ストーリーを最後まできちんと聞かせよう」「最後までお利口さんな態度で座ってじっと聞いていてほしい」なんて型にはめた聞き方を望なまくていいのです。

家庭でのくつろいだ中での読み聞かせ、どんなスタイルの聞き方をしてもOKと思いましょう。

 

■2:どこかへ行ってしまっても「途中で」止めてはならない

折角読んでいるのに、おもちゃの方へ行ってしまった。こんな時「これ以上、続けてもムダ無駄……」と、途中で読むのをやめてはなりません。 

子どもが「これ読んで~」と持ってきた本ならば興味がある証拠です。たとえ途中で違うおもちゃで遊びだしても耳は傾けています。一旦、離れて行っても、興味のあるページで戻ってきたりします。途中で読むのを止めると「読んで!」と言ってきます。

ですから、「ちゃんとここに座って聞いていなさい」なんて言わなくていいのでママの方は最後まで読み切りましょう。

 

■3:興味のない絵本なら潔くパスしてOK!

途中で読むのをやめてはいけない、と書きましたが次のようなケースの時は潔くパスしてください。それは、選んだ本に子どもがまったく興味を示さないとき。絵本の選び方を間違っているんです。

本屋さんで“子どもに読み聞かせたい推薦絵本”なんて帯が付いた本を選んでも、子どもにとっては全く興味が持てないのかもしれません。そんな時、「これはいい絵本なんだから遊ばないで座って聞いていなさい!」とおもちゃを取り上げると本嫌いになってしまいます。 

子どもは一人ひとり“関心のありか”がそれぞれ異なります。売れ筋の絵本でも「我が子には合わなかったんだ」と、一旦閉まっておきましょう。

一旦閉まっておいても、ムダにはならないので大丈夫。例えば『狼と七匹の子ヤギ』に興味を示さなくても、実際に動物園で狼やヤギを見ることをきっかけに興味を示すかもしれません。こんな感じで、半年後、1年後……と、人生経験を積んでいくと昔は興味を示さなかった本に、子ども自ら本興味を持つこともありますから。

 

理想の聞き方を追い求めないこと、最後まで読み切ること、理想の絵本を強制しないこと。家庭での読み聞かせを親子ともに楽しい時間にするために気をつけてみてください。『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』にて、他にも読み聞かせをグンと効果的にするルールを紹介していますので活用くださいね。

 

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【参考】

※ 立石美津子(2013)『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』(あさ出版)

心と頭がすくすく育つ読み聞かせ

【著者略歴】

立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』等。

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