実は発生件数1位!「自宅内での事故」から子どもを守る方法

子どもって本当に好奇心旺盛ですよね。そんな元気な子どもたちに“ちょっとしたケガ”はつきものではありますが、病院沙汰レベルのケガは出来る限り防いであげたいもの。ですが、独立行政法人国民生活センター資料によると、実際は産まれてからの3年間で8割弱もの子どもが医療機関での受診を要するような何らかの事故を経験しているのだとか。

さらに驚きなのが、それらの事故やケガがどこで起きているかということ。なんと、約7割が“住宅内”で起きているんです。今回は、住宅で起きやすい事故の特徴、気をつけていてもママやパパの目が届かない“盲点ポイント”などについて、調べてみました。

 

2歳未満の子どもは特に注意!

子ども(12歳以下)の事故の発生場所の約7割が住宅内と先述しましたが、2歳未満の子どもに限るとなんと85%となります。ほとんどのママが、「うちの子に限って……」「ちゃんと見ているから大丈夫!」と、考えているかもしれませんが、3歳未満の事故の8割は保護者が子どものそばにいるときに起きており、さらに言うと6割は“親が見ている目の前で”起きているという衝撃の事実が! 子どもは予想外の行動をするのでそばで見ているから安心、というわけではないのですね。

 

住宅の“ドコ”で1番事故が起きているの?

さて、では住宅内で1番事故が起きているのはどこだと思いますか? 階段やお風呂などが思い浮かぶかもしれませんが、なんと1位は“居室”なんです。

例えば、ソファからの落下、ポットに触れたことによるやけど、タバコやボタン電池などの誤飲などの事故が多いのだとか。少し年齢が上がると、イスから飛び降りて床に置いてあったオモチャにぶつかったり、ソファでジャンプして遊んでいて落下したり、走り回っていて扉に激突……など、動作が激しくなったことによる事故が多いようです。

 

“住宅内での事故”を防ぐ3つのポイント

(1)高さがある場所にのせたら、目を離さない

住宅内での事故きっかけは、“転落”系が最も多いです。特に2歳未満の子どもでは、ソファや大人用ベッドからの落下が多いですから、ママがそばにいても目を離さないようにしましょう。

また、床に衝撃を吸収するようなマットやカーペットを敷いておくことも重大なケガを発生させないための一つの方法。さらに、ソファやベッドまわりにはオモチャなどの固いもの、突起物があるものなどをおかないなどの工夫も必要でしょう。

 

(2)自宅が万全でも安心できません!

筆者の実家では、ポットは床に置いてあります。チャイルドロック機能がないので危ないと思うことも……。倒れたときに熱湯がこぼれてやけどをするかもしれませんし、床においてあることで赤ちゃんにとっては“蒸気孔”も危ない存在になります。

自宅で気をつけるのはもちろんですが、祖父母宅など自宅以外の住宅環境でも気をつけてくださいね。

 

(3)誤飲の恐れがあるものに注意!

子どもが食品とそれ以外を区別できるようになるのは、“1歳半〜2歳以降”と言われています。特に小さな子どもは何でも口に入れてしまう時期があります。タバコは体内に入ってしまうと死に至る恐れがありますし、ボタン電池は短期間で消化管に穴が開くなど重大なケガに発展する恐れがあります。誤飲の恐れがあるものは、子どもの手が届く場所には置かないようにしましょう。

 

子どもの事故を防ぐために、住宅内のどんな場所でどんな事故が起きているかを知ることはとても大切です。こまめな片付けや家庭内の設備を整えることで、子どもの事故を予防しましょう。

 

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【参考】

医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故 子ども編 – 独立行政法人 国民生活センター

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