生理で悩む人ほど今話題の「経血コントロール」がいい理由

生理で悩む人ほど今話題の「経血コントロール」がいい理由

みなさんは、生理の悩みを持っていますか?

『マイナビウーマン』によると、生理の悩みがあるという女性は約64%。半数以上の女性が生理痛や生理不順などで悩んでいることになります。

また、生理がダラダラと長く続く、量が多くて漏れてしまうなどという悩みを持つ方も多いのでは?

こういった悩み、今話題の”経血コントロール”で解消できるかもしれません! この”経血コントロール”とは、その名の通り、経血を溜めておいてトイレで排尿するように出すということ。

今回は、看護師の柿沼りえさんに”経血コントロールを始めるといい理由”について、詳しく教えていただきました。

 

■生理で悩む人ほど経血コントロールがいい理由

(1)生理が3、4日で終わるようになる

柿沼さんは、「経血のコントロールをすると積極的にスッキリ出すため、生理が3、4日で終わるようになる」と言います。

やっぱり、生理日数は短い方が女性にとっては嬉しいもの。とくに、ナプキンかぶれがある方は1日も早くナプキンを外せるとありがたいですよね。

(2)生理痛が改善されやすくなる

子宮周りの筋肉がリラックスすることで、血流がよくなり、内膜が剥がれやすくなります。それにより、生理痛の改善が見られることが多いのだとか。

実際、柿沼さんの講座で経血コントロールを習い、実践した女性から「その月から長年悩んでいた生理痛から嘘みたいに解放された」という報告をたくさんもらっているそうです。

(3)尿もれも改善されやすくなる

現在、尿もれで悩む女性は非常に多く、ドラッグストアでも尿もれ対応のナプキンが販売されているスペースがどんどん広くなっています。

尿もれは骨盤底筋群が弱ることで起きるので、これを鍛えることで、経血コントロールだけでなく、尿もれも劇的に改善されるのです!

 

経血コントロールは力を抜くとうまくいく!

それでは、経血コントロールは具体的にどうすればいいのでしょうか? 生理の仕組みという”そもそもの部分”から、順番に教えていただきました。

「女性の身体は毎月妊娠の準備をしています。排卵後に子宮の内膜を厚くして、受精卵を迎えて赤ちゃんを育てるためのフカフカのベッドを作って待っています。

受精卵が着床しないと、そのベッドの役割の厚くなった内膜を子宮から体の外に出す、これが生理です」

現代の私達は、初潮を迎える前から「経血はナプキンに吸わせて、汚物として丸めて捨てる」と習いますよね。そのため、ナプキンが当たり前と思っています。

しかし経血コントロールでは、「子宮が収縮するタイミングに合わせてトイレでどんどん出していく」のだそう。

このとき、経血を出さないように意識しすぎて、膣を締めすぎないようにすることが大事。締めすぎると、子宮の筋肉まで緊張してしまい、子宮は冷えて硬くなり、うまく内膜をはがせなくなります。

すると、生理痛が起こったり、経血が長い期間出たり、自然なリズムが保てなくなり、逆効果になるそうです。注意しましょう。

 

■小さい子どもに経血トレーニングを教える方法

ちなみにこの経血コントロールは、実は大人の女性限定ではありません。なんと子どもの頃から開始OK!

柿沼さんから、「経血コントロールは、初潮から開始しても体への悪い影響はありません。むしろ、初めから知っていた方がすんなりと受け入れられると思います」とコメントをいただきました。

最近、生理痛がひどく、婦人科に通ったり、薬を飲んだり、休み時間には必ずトイレに行かなければならないほど量が多かったりする小中学生が増えています。

小さい頃から、生理に悩むのはとても可哀相なので、悩みを解消してあげられるといいですよね。

あと、使い捨てナプキンは高吸収ポリマーが使われているため、どうしても体を冷やしてしまうので、できれば避けた方がいいそうです。

柿沼さんいわく「その冷えが子宮にまで伝わり、筋肉が硬くなり、うまく子宮内膜を剥がせなくなることで、生理痛が起きたり、冷えからの痛みが起こったりします」とのこと。

このような話を聞くと、女の子を持つ親は化学物質でできている使い捨てナプキンをデリケートな部分に当てさせるのを少し考えてしまいますよね……。

それでは、子どもにどのように教えればいいのでしょうか?

説明は、「”溜めておく” ”止めておく”という言い方をすると、力が入りすぎてしまい、生理痛につながってしまいます。そのため、”トイレに行ったときにお腹の力を抜いて、生理の血を出そうね”と言うのがオススメ」だそう。

また、骨盤底筋を鍛えるトレーニングも、「子どもの場合は、”膣”と言ってもイメージがわきません。

よって、伝えるときは”おしっこを我慢するみたいにお腹に力を入れて、それから力を抜いてを繰り返してね”や”おしりの穴に力を入れて、それから緩めて”といった表現がわかりやすいと思う」とのこと。

中学生の運動部でも、布ナプキンを使いながらトイレで経血を出して快適に過ごしている女の子もいるそうです。

柿沼さんは、小学4年生以上の女の子を対象にした経血コントロールの講座をされているので、参加して話を聞いてみるのもいいと思います!

 

最後に、柿沼さんからアドバイスをいただきました。

「生理は、一生に450~500回やってきます。その期間を”嫌だな”とか”辛い”とか”来なければいいのに”と思って過ごすのではなく、”今月もやってきた”とお迎えするつもりで過ごしたいものですよね。

生理は命を育み、次の世代につなぐための大切なものなのですから」

確かに、憂鬱な気持ちではなく、楽しい気持ちで過ごせるといいですよね。ぜひ始めてみてください!

 

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【取材協力】

※ 柿沼りえ・・・看護師。経血のコントロールができるようになる「経血コントロールセミナー」や、小学4年生から参加できる「女の子とお母さんのための生理のお話セミナー」を主宰している。

ニックネームは『お股番長』。オリジナルのプロデュース布ナプキンも大人気。セミナーは、ご依頼があれば全国出張いたしますので、お気軽にどうぞ。

ブログ『お股のことならお股番長に華麗にお任せ♪』からも生理にまつわる情報を配信中。

 

【参考】

柿沼さんプロデュースの布ナプキンネットショップ『*hug hug*』

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