やんちゃで手がかかる悪ガキをいい子に変える魔法の作戦3つ

やんちゃで手がかかる悪ガキをいい子に変える魔法の作戦3つ

子どもがヨチヨチと歩き出した頃は、「歩いた!」と大喜びしたママも、動き回るようになると、さぁ大変!

2~4歳くらいまでは、子どものやんちゃ期。神経が休まらないですよね。注意しても叱っても言うことを聞かない悪ガキには、ママも作戦を練りましょう。

今日は、『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者・平川裕貴が、ページ数の関係で本に書ききれなかった、”ママを困らせる悪ガキをいい子の変える作戦”についてお伝えします。

 

■1:ためいき作戦

これは、怒鳴ったり叱ったりする代わりに悲しんでみせる作戦です。こうすると、子どもが”悪いことしたら困る”ということが理解でき、少しずつ態度がかわってきます。

子どもが悪いことをした時、まずはその状況を言葉で表現してみましょう。例えば、「え~っ、またひっくり返したの~?」など。

ポイントは、悲しげに言うことです。「何してんのよ~!」と怒鳴ってしまう前に、状況を説明することで、ワンクッション置きましょう。

これで怒鳴るのを我慢できたら、まずは黙って子どもを見ます。目で、「あなたのしたことを見たよ」といったサインを送るのです。

そして、”あなたが悪いことをしたから、ママは悲しいんだ”という状況設定を作ります。これは、何故ママが悲しんでいるのか子どもに理解させるためです。

もし、時間が経ってから、子どものイタズラに気づいた場合も、必ず子どものしたことを「え~っ、これ壊しちゃったんだ~」などと声に出して言ってみます。

この時も怒鳴らないで、悲しげに言うことが大事。それから、悲しそうな顔をして子どもを見ます。これは、「あなたのやったことを知っているよ」という合図です。

子どもは、叱られるか、怒鳴られるかとハラハラしていることでしょう。

そこで、もし大切なものを壊されたのなら、手で顔を覆うとか、涙を拭くしぐさをするとか、ちょっと演出を入れてもOK。そして、悲しげに、ちょっとため息でもつきながら黙々と片付けます。

子どもが、ママを悲しませてしまったと気づけば、怒鳴らなくても、「ママ、だいじょうぶ?」「ごめんね」と謝ってきますよ。

 

■2:むしむし作戦

これは、子どもの言うことすることに反応せずに無視する作戦。こうすると、子どもは「親に冷たくされたくないから迷惑かけるようなことはやらないようにしよう」と思うようになります。

子どもを押しまくっても(叱りまくっても)効果がない時は、一度引いてみましょう(無視してみましょう)。

かまってほしい子どもにとって、悪いことをしてもかまってもらえなかったら、悪いことをする意味がなくなります。

子どもがわざと悪いことをした時、怒鳴りたくなるのをグッと我慢。そして何も言わず、黙って片付けてみましょう。ただし、この時も必ず子どもの方を一度見て「あなたのやったことを知ってるよ」というサインを送ります。

ママに叱られると思っていた子どもは、ママが何も言わずに片付け始めたら、きっと拍子ぬけするでしょう。怪訝な顔をするかも知れません。

これは、例えば子どもがわざと悪い言葉を使うような時にも効果的です。子どもは、大人が嫌がるから、わざと言います。子どもはきっと必死で考えますよ。

「ママ、どうしたんだろう?」「ママ、どうして怒らないんだろう?」「ママ、僕のことが嫌いになったのかなあ?」

このむしむし作戦、うまくいけば、ママのお手伝いや後片付けなど、何かママの役に立つことをして、ママの気を引こうとしてくれますよ。

 

■3:タイムアウト作戦

これは欧米でよくされているしつけ法で、数分間、子どもを、何もすることのない状態にして反省させる作戦。こうすると、子どもは自分がやってしまったことの重大さが理解できるようになります。

褒めたり、叱ったり、言い聞かせたり、色々と手を尽くしても、子どもはそう簡単に言うことを聞いてくれません。

知恵がつくと大人顔負けの口答えもします。でも、何回も同じことを繰り返す、わざと悪いことをする場合などには、親が本当に怒っているということを示しましょう。

筆者のスクールでは、子どもを1~5分くらい、教室から出します。

家では、しばらくおもちゃを取り上げて、部屋の片隅に座らせるなど、他にすることのない状態にします。筆者は、子どもの頃、母親に押入れに閉じ込められました。

そして、子どもに「どうして、ママがこんなに怒っているか考えてごらん」「どうしてママが怒っているかわかったら言いに来て」と言うのです。

しばらく泣き叫ぶかもしれませんが、そこで折れてはダメです。一つの出来事を完結させる。そのためには、きちんと謝らせるところまでやりましょう。

厳しく叱った後に、子どもを諭したり、謝らせたりする時には、必ず手を握ってあげるとか肩に手を載せるとか、スキンシップをとってください。

「あなたを愛しているよ」「あなたが大事なのよ」というメッセージを込めます。

叱るというのは、愛情があるからです。どうでもいいなら叱りません。そのことをしっかり伝えておきましょう。それで、後を引くことなく、子どももお母さん自身もスッキリできるのです。

 

これらの作戦は、力づくで言うことをきかせるのではなく、子どもに自分のしたことを考えさせ反省させること、自分で気づかせることが目的です。

子どもに、注意しても言い聞かせても叱っても、ママの言うことを無視して悪いことをし続けるようなら、これらの作戦を試してみてください。

 

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【著者略歴】

※ 平川裕貴・・・日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子ども向け英会話教室を設立。

30年以上に亘り子ども英語教育に携わり、現在3歳から6歳までの子どもにバイリンガル教育を実施中。近著は『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』

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