歯磨きだけでは取れない「歯間の汚れ」を即効でキレイに取る方法

歯磨きだけでは取れない「歯間の汚れ」を即効でキレイに取る方法

毎日しっかり子どもに歯みがきをしているのに、歯が汚れていたり、歯と歯の間に穴が空いていたりして、「どうして!?」と頭を悩ませているママはいませんか?

頑張っているとショックが大きいとは思いますが、そんなに自分を責めないでください。

そもそも、歯ブラシだけでは歯と歯の間を磨くのに不十分なんです! 実は、日本歯科保存学雑誌に、「歯と歯の間のプラークの61%しか除去できていない」とのショッキングな報告が……!

そんなお悩みを解決してくれる便利グッズを今回、歯科医師の進藤ゆきこがご紹介します。

 

■今、乳歯専用のかわいいデンタルフロスがある!

みなさんはデンタルフロスってご存知でしょうか? 歯の間の歯垢を清掃する、細い糸です。恐らく、糸単体よりホルダーがすぐに頭に浮かぶと思います。

片仮名のコの字にひょろっと取っ手がついたような形のデンタルフロスホルダーを見たことがある方は多いはず。

このデンタルフロスを歯と歯の間に使うと、歯がキレイになり、虫歯予防できるのです!

ただ、大人が使うグッズのようなイメージがありますよね。それで、子どもの口にデンタルフロスを使うことに抵抗感があるママもいるでしょう。

そんなママに朗報! 時代は変わっています。今、”乳歯用デンタルフロス”という便利グッズが存在するのです!

これは、動物や人気キャラクターのついた小さくてかわいいホルダーにデンタルフロスがついており、子どもの小さなお口に入れやすく作られています。

もちろん、ホルダーなしの糸単体のロールタイプ・デンタルフロスでもOK。子どもが歯に詰め物をしている場合は、ワックス付きのロールタイプの方が通しやすいです。用途によって使い分けるとよいでしょう。

 

■デンタルフロスは乳歯が増えた頃の開始がベター

この乳歯用デンタルフロスを始めるタイミングは、乳歯の本数も増える1歳半頃からが理想です。しかし、実際は1歳の子の仕上げ磨きは歯ブラシを使うだけで精一杯だと思います。

そのため、最初は”週1回前歯だけ”など、親子で無理のないペースからスタートしてみましょう。基本的には乳歯用デンタルフロスより、歯ブラシを使った歯みがきに慣れることを優先してください。

 

■デンタルフロスで歯と歯の間をキレイにする方法

乳歯用デンタルフロスは、前後に動かしながらゆっくり歯と歯の間へ入れていくといいです。たったこれだけで、驚くほどキレイになります。

ポイントは、歯の側面に乳歯用デンタルフロスをひっかけるような感じで、汚れをこそげとること! 子ども本人では歯肉を傷付ける恐れがあるので、ママが仕上げ磨きの時に使いましょう。

ただ、できれば最初は、歯医者さんに正しい使い方を教えてもらった方が何かと安心です。

 

ちなみにアメリカやフィンランドではデンタルフロスを使うことはフロッシングと呼ばれていて、ごく当たり前のことになっています。

歯と歯の間は虫歯の温床で、磨けていない状態が長く続くと、プラーク中の細菌が出す酸によって少しずつ歯が溶けていきます。そして気付かない間に穴が開いた、ということも……。

日本に住んでいても、海外のいい文化や習慣を取り入れていくと、生活はより豊かになります。親子で虫歯知らずの歯にしたいと思うなら、今日から始めてみませんか?

 

【著者略歴】

※ 進藤ゆきこ・・・専門家ライター。自身も子育て真っ最中の歯科医師、歯学博士。「毎日のオーラルケアをママとベビーのハッピータイムに」をモットーに、親子でお口の健康をもっと身近に感じてもらえるよう取り組んでいる。

 

【参考】

※ デンタルフロス/歯間ブラシの使い方 - サンスター株式会社

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