口にしがちだけど子どもが傷付くのでNGな「誰かと比べる発言」

口にしがちだけど子どもが傷付くのでNGな「誰かと比べる発言」

我が子が生まれてきた時は、「元気に生まれてきてくれただけで十分」と、きっと幸せな気分に浸っていたことでしょう。

でも、子どもが成長するにつれて、心配ごとと共に期待も膨らんでいきますね。

例えば、最初は「元気なだけで十分」だったのに、いつしか「元気で優しい子」に。

そしてこの「元気で優しい子」が、「元気で優しくて賢くて」に。

「元気で優しくて賢くて」が、「元気で優しくて賢くて、ついでに背も高くハンサムだったらいいのにねぇ」に……。

期待や要求は知らず知らずにどんどん膨らんでいきます。そこで、ついやりがちなのが、他の子と比べる発言です。

悪気がなくても子どもを傷つけてしまう親の発言を、『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者・平川裕貴がお伝えします。

 

■1:身体的な特徴を比べて羨ましがる

「●●君は背が高くていいわね」「●●ちゃんは、お目目が大きくていいわね」「●●ちゃんは、お顔が可愛くていいわね」などと、と、暗に子どもの身体や顔が気に入らないと思わせるような言い方をするのはNGです。

身体的なことは、自分ではどうしようもないことですよね。自分が気にしていることを言われたら、子どもはとても傷ついてしまいます。

身体的な特徴の場合は、単にその特徴を述べるだけで十分ですよね。

例えば、「●●君は背が高いね」「●●ちゃんは、お目目が大きいね」「●●ちゃんは、お顔が可愛いね」くらいにとどめましょう。

 

■2:子どもの持つ能力を比べて劣等感を抱かせる

「どうしてわからないの? ●●ちゃんはもう数が数えられるのに」「どうしてできないの? ●●ちゃんはもう字が書けるのよ」などと、子どもが劣っていると思わせるような言い方をするのもNGです。

他の子どもの能力を賞賛するなら、「●●ちゃんはもう数が数えられるんだって。すごいね」「●●ちゃんはもう字が書けるんだって。素晴らしいね」などがいいです。

これなら、親子で●●ちゃんを賞賛している感じがします。そして、「あなたも頑張ろうね」と励ましてあげることができますよね。

 

■3:子どもの行動を比べて批判する

また、「遊んでばっかりね。●●ちゃんは、いつもお母さんのお手伝いをしているそうよ。」「そんなことできるでしょ! ●●君は、もう自分のことは何でも自分でできるそうよ」などと、暗に子どもがしない、できないと批判しているように思わせる言い方をするのもNGです。

こんな場合は、「●●ちゃんは、いつもお母さんのお手伝いをしてくれるそうよ。えらいね」「●●君は、もう自分のことは自分でできるんだって。すごいね」と言いましょう。

こんな風に言うと、お母さんはその子のことを褒めているけど、自分を批判しているという感じはしませんよね。●●ちゃんがしているなら、自分もしてみようという動機づけになるかもしれません。

 

子どもにはそれぞれ得意不得意がありますし、発達の段階も人それぞれ違います。 他の子ができないけどうちの子はできている、というところも必ずあるはず。

他の子を褒めることは、決して悪いことではありませんが、そのことで自分の子どもが傷ついてしまうとしたら、非常に悲しいと思いませんか?

やっぱり、他の子の持つ個性や能力を素直に認めて賞賛できる子になってほしいですよね。そのためにも、他の子を褒める時は、子どもが素直に受け取れるように、言い方にも気をつけてあげましょう。

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【著者略歴】

※ 平川裕貴・・・日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子ども向け英会話教室を設立。

30年以上に亘り子ども英語教育に携わり、現在3歳から6歳までの子どもにバイリンガル教育を実施中。近著は『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』

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