ふてくされた子どもがすぐに笑顔を取り戻す「魔法のテクニック」

ふてくされた子どもがすぐに笑顔を取り戻す「魔法のテクニック」

何かあったら、いつもふてくされた態度になる子、すぐ拗ねる子、反抗的な子っていますよね。どうしたらいいのでしょう? 困りますよね。

中には、こちらが叱ったり約束を破ったりしたわけでもないのに、なぜかふてくされていることが多い、といったような”原因不明のもの”で悩んでいるママもいるのでは?

これらの問題、もしかしたら普段のコミュニケーションのやり方を少し変えるだけで解決していくかもしれません。

今日は、どんなにふてくされやすい子でも拗ねやすい子でも反抗的な子でも”笑顔になる魔法のテクニック”を、コミュニケーション・ライターの黄本恵子がお伝えします。

 

■メッセージの伝え方を工夫するだけで大違い!

そもそも、メッセージの伝え方には二種類あります。「あなた(You)」が主語になる、ユーメッセージ。そして「私(I)」が主語の、アイメッセージ。

具体的には、「(あなたは)~しなさい」というのがユーメッセージ、「(私は)~と思う」「(私は)~してほしい」というがアイメッセージです。

家族関係が悪い、子どもに笑顔が少ない家庭は、ユーメッセージが多いと言われます。ユーメッセージは、命令や強制、非難の色が強い伝え方です。

例えば、「(あなたは)こんな時間まで何やっていたの!?」「(あなたは)なんでそんなことばかりするの!?」といった発言が、ユーメッセージのひとつ。

子どもに何かしてほしい、何かをやめてほしいと思ったとき、このような伝え方ばかりしていると、反発を招きやすくなります。

一方、「私はこう思う」「私はこうしてほしい」という伝え方のアイメッセージには、命令や強制、非難の意味合いはありません。あくまで、自分の考えを述べているだけです。

例えば、「こんな時間まで帰ってこないなんて、(私は)とても心配したよ」「あなたがどうしてそんなことばかりするのか(私は)知りたいなあと思うんだけど」など。

アイメッセージは、相手の意思や考えを尊重する心があふれたメッセージ。子どもの反発心を招きにくく、子どもが建設的にものごとを考えられるよう導く可能性に満ちた伝え方なのです。

アイメッセージで伝えられた子どもは、「そうか、お母さんは僕が遅くなったことで心配したんだ。これからは遅くなるときは心配をかけないように連絡しよう」と自発的に考えて、行動するようになっていきます。

 

■子どもが失敗したときは聞く耳を持ってあげよう!

そして、子どもがやってしまう失敗の多くは、わざとではなく、知らないでやってしまっているものです。

子どもの立場からすると、親を不快にさせようと思ってやったわけではなく、たまたまやったことが親を不快にさせてしまったというだけ。

相手が知らないでやってしまったことに対し、攻撃的に批判したり頭ごなしに怒ったりすると、相手は心を閉ざしていくだけです。

人は、聞かない人には話しません。子どもが、「ママには何を言ってもどうせ分からない」「親は自分のことをちっとも分かってくれない」などと思ってしまうと、危険です。

普段からなにか不満に思うことがあっても口には出さず、ふてくされたり、拗ねたり、なにかと反抗したり、態度だけがどんどん悪くなり、親子間のコミュニケーションも悪くなっていくばかりになります。

子どもの意思や考えを聞く”聞く耳”を持つことは大切です。

カッとなって怒鳴りそうになったり、非難しそうになったときは、一息飲み込んで、深呼吸を。そうやって心を落ち着けた後に、「なにがあったの?」「どうしてこんなことになったのか、教えてほしいんだけど」と聞いてみましょう。

相手の考えや立場を理解する、というのは人と良い関係を築いていく上でとても大切ですよね。子どもであったとしても、それは何ら変わりないのです。

 

■子どもが笑顔になる秘訣は”アイメッセージ+聞く耳

仕事や家事に忙しいと、ついつい子どもの話を聞く時間が減り、命令口調で話すことが多くなってしまいますね。

しかし、子どもに何か伝える必要があるときは、命令や強制、非難のユーメッセージではなく、相手の心を尊重する気持ちにあふれたアイメッセージを心がけましょう。

そして、子どもの言い分も、ちゃんと聞いて受け止めてあげましょう。 また、普段から意識して子どもの話を聞く時間を持つことも大切です。

カウンセリング講座で、まず最初に教えるのは、”傾聴”のテクニックです。人は、自分の話を誰かに聞いてもらえるだけで、心が軽くなり、前向きになるのです。カウンセリングには傾聴は欠かせません。

親に自分の話を普段から聞いてもらえる、聞く耳を持った親のいる子どもは、素直で明るく、同じように聞き上手です。

普段から、”アイメッセージ+聞く耳”のコミュニケーションで、家庭は驚くほど笑顔が多くなっていきますよ。

 

繰り返しになりますが、子どもがいつまでもふてくされた態度でいるのは、親自身に原因があるケースが考えられます。あなたはいつもユーメッセージで伝えていて、話を聞かない、ということはありませんか?

もし「あの子は何ですぐあんな態度をするの?」と思ったら、ぜひ普段のコミュニケーションを見直してみましょう。

 

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【著者略歴】

※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。愛飲家で、ビールが大好き。

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