どんなに優しい夫でも本気で嫌がる「妻のNGな返事・返答」

どんなに優しい夫でも本気で嫌がる「妻のNGな返事・返答」

夫婦関係を良好に保ち、家庭円満にするには、日頃のコミュニケーションが大切なのは言うまでもありませんよね。

夫婦の会話は多い方ですか?

「以前に比べて会話が減った、夫が家庭で仕事の話などしてこなくなった」「話しかけても同じような返事しか返ってこなくなった」というママさんはもしかしたら、普段何気なくしている返事・返答に問題があるのかもしれません。

今日は、コミュニケーションライターの黄本恵子が、どんなに優しい夫でも本気で嫌がる”妻の何気ない返事・返答”についてお伝えします。

 

■1:「でも」「だけど」など否定語の接続詞を使った返事

男性は、どんなに優しい人でも、どんなに顔立ちが中性的な人でも、どんなに草食系に見えても、プライドが高い生き物です。夫が嫌がる返事・返答とは、イコール男のプライドを傷つけるような返事・返答です。

そのひとつめは、否定語で返事・返答すること。夫があなたに何か言ってきたとき、すぐ「でも」「だけど」などの接続詞を使って返していないでしょうか?

これらの接続詞は相手の言うことを全否定して自分の優位性・正当性を主張する言葉なので、使って反論すると夫は自分が否定・拒絶されているように感じます。

「せっかく言ってあげたのに、なんだよその態度は……。もう二度と言うもんか!」とプライドが傷付いてしまうのです。

夫が言ったことに対して、すぐ反論したくなっても、ぐっとガマンです。まずは「そうね」「なるほどね」とYesで受け入れましょう。

それだけで「俺の言うことが受け入れられた」と、男のプライドは満足します。反論は、Yesで受け取ったその後に。

できれば、「でも」「だけど」などの接続詞は使わず、「それで」「ところで」などの接続詞を使いましょう。そうすることで、夫はあなたの言うことをかなり受け入れやすくなります。

×夫が言ったことに対してすぐ「でも」「だけど」などの接続詞を使って返す。

△「そうね。なるほどね。でも~」と、いったん夫の言うことを受け入れてから反論する。

これはセールスの世界でよく使われている”Yes,but法”です。

まずは相手(お客様・クライアント)の言うことをYesで受け入れてから反論する。すると、相手は「自分の言うことが否定された」とあまり感じることがなく、営業マンの言うことを聞く気になります。

○「そうね。ところで~」と、否定語の接続詞を使わず反論する。

これは”Yes,and法”。否定語を一切使わず反論する。”Yes,but法”よりも、相手は反論を受け入れやすくなる。

例:夫「最近、夕食が手抜きじゃないか?」妻「そうね。あなたの言うとおりよね。ところで、私、最近仕事忙しくて、なんか身体が疲れてるのよね~」

 

■2:「だから言ったでしょう」「そうだと思った」などの返事

「いや~、まいったよ。今日こんなことがあってさ……」

夫があなたにミスや失敗を打ち明けてきたとき、仕事でのトラブルなどを打ち明けてきたとき、「だから言ったでしょう」「あなたいつもそうよね」「そうだと思った」などの言葉を返していませんか?

いくら心の中でそう思っても、これらは決して口に出してはいけません。

これらの言葉を言われると、夫は「自分は無能だと思われていたんだ……」と、かなりプライドが傷つきます。また、「いつもってなんだよ!どこがだよ!」と反発もします。

なんだかんだ言っても、夫は妻には尊敬されていたいのです。

夫がミスや失敗の話をしてきたときは、ただ「大変だったわね」「ひどいわね」と、ねぎらいの言葉をかけてあげましょう。

そうすることで、夫はまたなにか落ち込んだりしたとき、あなたを頼って打ち明けてくるようになります。ホステスになったつもりで、たっぷり慰めてあげましょう。

このように言って慰めてくれる存在がいることで、夫は「俺も改善点は多いよな」と、後で自分の愚かさを誰に言われるまでもなく気づき、自分から反省するようになります。

 

■3:「あなたには言っても分からないわ」「言うんじゃなかった」などの返事

たとえば夫に相談事や愚痴を言ったとき、こっちとしてはただ聞いて共感してほしかっただけなのに、「それはお前、こうすればいいんだよ」などの余計なアドバイスを受けて、イラっとした経験、ありませんか?

そんなとき、「あなたには言っても分からないわ」「言うんじゃなかった」などの言葉を返してはいけません。

そもそも、男性は、女性から何かを相談されたとき、「解決してあげなくちゃ」と思う生き物です。そうすることで自分の有能さを示したいのです。

女性の、「ただ話を聞いてほしい」「感情移入してほしい」という感覚が、男性にはまったくありません。

だから、「あなたには言っても分からないわ」「言うんじゃなかった」なんて妻にため息まじりに言われたら、「せっかく解決策を提示してあげたのに、なんだその態度は!」となってしまうのです。

夫が全く必要としていない的外れな解決策をドヤ顔で言ってきたときは、腹が立っても、グッと我慢。「なるほどね」「さすがあなただわ」と返してあげましょう。そうすることで男性のプライドは保たれます。

「女性が悩み事とか愚痴を言うときって、ただ聞いて欲しいだけなんだよね」ということは、また別の機会にそれとなく伝えて、教育しましょう。

 

■4:スマホを見ながらor何かしながらの”ながら返事”

何かをしながらの”ながら返事”、ついやりがちですね。とくにスマホを見ながらの返事は、実は男性のプライドを大きく傷つけています。

男性は妻には「一番」と思って立てていてもらいたいものなのです。自分の知らない相手とLINEやメールをしながら返事されるというのは、自分の話が、存在がないがしろにされているように感じます。

こういうことが重なると、夫は「どうせ自分なんて」と卑屈に思い、会話をしてこなくなります。夫婦の会話の最中は、スマホは脇に置いて、相手の目を見て話すことを心がけましょう。

 

何か言いたいことがあっても、まずは受け入れる返事・返答が、夫婦の会話を弾ませるコツです。

言いたいことは、夫の言葉を受け入れてからでも遅くはありません。むしろ、あなたが夫の言葉を受け入れることで、夫もあなたの言葉を受け入れてくれるようになります。

コミュニケーションは鏡です。まずはあなたから夫を尊敬・尊重する態度で会話に臨むことで、夫婦の仲は驚くほど変わっていきますよ。

 

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【著者略歴】

※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。愛飲家で、ビールが大好き。

 

【参考】

ジョン・グレイ(2001)『ベストパートナーになるために~男は火星から、女は金星からやってきた』 三笠書房

コタロウ(2007)『銀座流売れっ娘ホステスの会話術~気遣いと品の良さで心をつかむ魅力的な話し方』 こう書房

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